この記事では、WordPressでのSEO対策用定番プラグイン「All in One SEO」でメタキーワードを設定する方法を紹介しています。
All in One SEOはデフォルト設定のままだとメタキーワード設定欄が表示されません。メタキーワード設定欄を表示させる方法から、いくつかの設定パターンを紹介します。無料版でOKです。超簡単です。
この記事を書いた人
当サイトのAll in One SEOと関連項目のバージョン情報など
基本情報
- All in One SEO … バージョン4.1.8 無料版
- WordPress … バージョン5.9.2
- WordPressテーマ … SWELL バージョン2.5.9.4
他に使用中のプラグイン
- Advanced Editor Tools
- Akismet Anti-Spam
- BackWPup
- Highlighting Code Block
- RInker
- Yoast Duplicate Post
All in One SEOでメタキーワード入力欄を表示させる設定
初期状態からの設定方法を解説するために、今回は各種設定を試す用に取得したドメインにWordPressをインストールして画像等を作成しています。
以下の画像はクリックで拡大できます。
WordPressのメニューバーから「All in One SEO」を選択した状態です。
メタキーワード設定欄の表示/非表示設定は「検索の外観」から行います。
検索の外観の「高度な設定」タブを開きます。
その中に「メタキーワードを使用する」という項目があります。デフォルトではこれが「いいえ」になっていると思います。
この設定を「はい」にすることでAll in One SEOでメタキーワードを設定することができるようになります。
右上の「変更を保存」をクリックすれば設定はOKです。
All in One SEOで実際にメタキーワードを設定する方法
メタキーワードは記事ごとに設定するため、投稿編集画面で入力することになります。
投稿編集画面の下部の「AIOSEO設定」欄の「Advanced」タブをクリックします。
「Keywords」という項目でメタキーワードを入力できます。
ちなみに先程の設定を行わなければここにKeywordsが表示されません。
ここに
メタキーワード1,メタキーワード2,メタキーワード3
のようにカンマ区切りでキーワードを入力していきます。
メタキーワードは5つ以内が一般的とされています。
入力できたらEnterを押します。
正しく入力できていれば画像のように1つずつのキーワードがブロックになって表示されます。
作成したキーワードを削除するにはブロック横の「×」をクリックします。
新たにキーワードを追加したい場合は入力欄の余白をクリックします。
キーワードが正しく反映されているかを確認します。
Chromeの場合はF12でデベロッパーツールを表示し、ここからHTMLを確認できます。
headタグ内に
<meta name=”keywords” content=”メタキーワード1,メタキーワード2,メタキーワード3″>
と先ほど入力した内容が反映されていることが確認できました!
All in One SEOのメタキーワード設定に関するいくつかの項目
All in One SEOで「メタキーワードを使用する」を「はい」にすると、いくつかの関連設定が行えるようになります。
メタキーワードにカテゴリを使用する
「メタキーワードにカテゴリを使用する」で「はい」を選択すると、記事のカテゴリーが自動的にキーワードに追加されます。
確認してみると、先程登録した3つのキーワードに加えて、カテゴリー名も追加されていることが分かります。
メタキーワードにタグを使用する
「メタキーワードにタグを使用する」で「はい」を選択すると、記事のタグが自動的にキーワードに追加されます。
確認してみると、先程登録した3つのキーワードに加えて、タグ名も追加されていることが分かります。
タグはカテゴリーと違って複数入力できるので、設定したタグの数だけキーワードも増えることになります。
メタキーワードを動的に生成する
「メタキーワードを動的に生成する」で「はい」を選択すると、いくつかの項目から自動的にキーワードが生成されるようです。
自分は使い所がよくわからないので、詳しい解説はできません。スマソ。基本的には「いいえ」を選択して記事ごとにキーワードを入力すればいいと思います。
実際はメタキーワードはSEOに関係ない?
おそらくこの記事にたどり着いた方は「SEO対策のためにメタキーワードを設定したい!」という方が多いと思います。
しかし、実際はメタキーワードはSEO対策には関係ないというのが一般的な考え方です。
Google検索セントラルというSEO対策に関する情報を提供しているサイトで「Googleはウェブランキングにキーワードメタタグを使用しません!」と断言しているのです。
昔、悪質なサイトが不要なメタキーワードを詰め込んで、不正に検索上位に表示されるケースがあったため、現在ではメタキーワードは考慮しないとされています。
メタキーワードの入力自体は30秒くらいでできるし、(ほぼないと思うけど)将来メタキーワードが考慮される時代が来るかもしれないと思って、私は念の為メタキーワードを設定していますが、SEO対策としての優先順位は低いです。
それよりも手軽にできるSEO対策で効果的なものはいくつかあります。何個かピックアップして紹介しておきますのでご参考までに。
サイト高速化によるSEO対策
サイトの読み込み速度を上げるのは、重要なSEO対策の1つです。具体的にはGoogle PageSpeed Insightでパソコン90点以上を目安に高速化したいところです。
以下の記事で簡単にできるサイト高速化の方法から中級者向けの速度向上術、なぜ高速化が重要なのかを解説しています。
記事の質を上げてSEO対策・離脱率減少
記事の質を上げることも大事なSEO対策です。記事の質を上げることでSEO対策だけでなく、離脱率減少にも繋がります。
記事の質を簡単に上げることができる4つの方法や、SEO対策として有用なE-A-Tの解説を以下の記事で行っています。
SEO対策・超入門2022
こちらはKindle本になります。Prime会員なら無料で全部読めます。SEO対策の基本からしっかり解説されています。SEO対策に苦戦している方は無料から読めるので、一度目を通してみると良いですよ。Amazonで試し読みも出来ます。
まとめ:All in One SEOでもメタキーワード設定可能!ただしSEO対策には…
- All in One SEOでメタキーワードを簡単に設定することが可能!
- カテゴリやタグから自動でキーワードを追加することも可能!
- ただしSEO対策としては優先順位は低め。他の重要な項目から対策していくべし!
All in One SEOはちょっとわかりにくいところにメタキーワード入力欄の表示/非表示設定があるので、そこだけクリアできればメタキーワードに関しては解決です。
ただし、紹介したように今の所はメタキーワードを入力することでSEO対策にはなりません。SEO対策目的でこの記事にたどり着いた方は、ぜひ、上で紹介した優先順位が高く、比較的取り組みやすいSEO対策から行っていきましょう。
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