この記事では、FILCO Majestouchシリーズのメカニカルテンキー「FTKP22MPS」を購入レビューしています。さらに交換用キーキャップを使用して、見た目のカスタマイズも行っています。
結論から言えば、「テンキーを質感や打ち心地で選ぶなら間違いなく最高の選択肢」ですが、実際に使ってみることで分かった良い点や気になる点があったので、正直に共有していきます。
FILCO Majestouchシリーズのテンキーが気になっている方、良いテンキーを探している方、テンキーの見た目を自分好みにカスタマイズしたい方などの参考になればと思います。
今回購入したのはFILCO MajestouchテンキーFTKP22MPS
今回はFILCO Majestouch TenkeyPad2 ProfessionalをAmazonで購入。CHERRY MX赤軸(ピンク軸)でカラーはホワイトです。型番はFTKP22MPS。
軸は他にも青軸と茶軸があり、カラーはブラックとカモフラージュがあります。購入時の価格は3,918円でした。
今回購入したもの
FILCO MajestouchテンキーFTKP22MPSを開封!
では早速FTKP22MPSを開封していきます。
同梱物
テンキー本体、接続用ケーブル、マニュアルが入っていました。
ケーブルは本体側がMicro USB、接続側がUSB-Aになっています。ケーブル長は1.0m。
本体をじっくり見てみる
テンキー本体。10キーや四則演算などの基本的な19キーに加えて、=キーやNumLock、Escの計22キーが採用されています。安いテンキーは大体19キーが定番なので、22キーは嬉しいポイント。
キーキャップの質感はザ・Majestouchという感じ。ツルッとしていて触り心地抜群です。見た目の高級感もありますね。
ケーブル接続部分。Micro USBが採用されています。
横から見た図。しっかりとした厚みと傾斜があります。
裏面のチルトスタンドを立てることでさらに傾斜をつけることが可能です。
現在メインで使っているキーボード「REALFORCE R3UC41のチルトスタンドあり」と「FTKP22MPSのチルトスタンドあり」がほぼ同じ高さ&傾斜になるので、チルトスタンドありでの使用になりそうです。
FILCO MajestouchテンキーFTKP22MPSのキーキャップを交換!
前回の記事「FILCO Majestouch用キーキャップは他社キーボードと互換性があるかを試す」の最後にも少し匂わせましたが、このテンキーを購入した目的の1つは、FILCO Majestouch専用 交換用キーキャップのテンキー部分を使い切ることでした。
というのも、Majestouch用キーキャップは108キーのフルセットですが、キーキャップ交換を試したキーボードがテンキーレスでしたので、テンキー部分の交換用キーキャップが丸々余っているのです。
ここからは、購入したテンキーFTKP22MPSを前回余ったキーキャップで早速カスタマイズしていきます。
今回使用するキーキャップセット
カスタマイズ手順
用意するものはテンキー本体、交換用キーキャップ、キーキャップ引抜工具。引抜工具はキーキャップセットに同梱されているものを使用します。
やることは簡単です。引抜工具のワイヤー部分を挿し込んでキーキャップに引っ掛けて…
真上に引き上げればスポッと抜けてくれます。この作業を交換したいキーキャップに行っていきます。
ちなみに、キーキャップの下はこのようになっています。赤軸(ピンク軸)ということでしっかり赤色の軸が使われていますね。
交換したい全てのキーキャップを取り外しました。
交換用キーキャップを取り付けていきます。1つ1つ正しい場所、正しい向きにはめていくだけです。
はめてから少しギュッと押し込むとしっかりハマってくれます。これを全てのキーでやっていきます。
完成しまし……あれ?左下のキーだけはめていませんね。
実は最初から分かっていたことではあるのですが、テンキーが「0」と「00」の2つのキーで構成されるのに対して、交換用キーキャップは横長の「0」1つしかないのです。
「0」と「00」に分かれているのはテンキー特有の仕様であり、そもそもこの交換用キーキャップは、FILCO Majestouchのキーボード用に作られたキーキャップですので、仕方ありません。
ということで一旦、元のキーキャップをはめておきました。とりあえず完成です!
キーキャップの配置を試行錯誤してみる
まずはこれ。なんか微妙…。
次はこれ。うーん。自分のセンスでは2色をうまく組み合わせることが難しい。
試しに全てのキーを同じ色に統一するために、キーボード部分からキーを流用。
うわー。やっぱりこれがいいわ。自分みたいなセンスのない人は、1色に統一するのが一番良い。
急にすごく良い。思わず手に持ちたくなるようなデバイスだ…。
ただ、キーボード部分からキーを流用したまま使い続けるのは微妙ということで、結局使えるキーだけを使うことに。
また近いうちに、同じキーキャップセットをもう1セット購入して、足りない部分を補うつもり。
今回購入したキーキャップセット
FILCO MajestouchテンキーFTKP22MPS レビューメモ
評価:94点(/100点)
テンキーとしては少し高めではあるが、その分タイピング感や質感は最高。今回は赤軸を選択したが、スコスコ叩ける感じがとても心地よい。
NumLockやEscがテンキー側にあるのも使い勝手が良い。
個人的にはキーキャップ交換も楽しめたので、お値段以上の満足感といったところ。
ただ、メカニカルキーボードなので仕方ないが、強く打鍵したときの金属音が少し気になる。-5点。
あとは2017年発売の製品なので仕方ないが、ケーブル端子がMicro USBなので-1点。どちらも納得できるマイナスポイントではあるので問題ない。
FILCO MajestouchテンキーFTKP22MPSをさらに使いこなす
テンキーは普通に使うだけでなく、ショートカットを割り当てることで便利な左手デバイスとしても使えます。実際、FTKP22MPSは左手デバイス用途で購入しました。
主にWordPressやPhotoshop、Premiere Proで使っています。超便利なので一度試してみて欲しいですね。
まとめ:お値段以上の満足感が得られるガチのテンキー!
- 赤軸、青軸、茶軸から選べるメカニカルテンキー!
- キーキャップの交換も可能!ただし使えないキーもあるので注意
- テンキーを質感や打ち心地で選ぶなら間違いなく最高の選択肢!
質感や打ち心地、カスタマイズしたことも含めてお気に入りガジェットの仲間入りです。テンキーに4,000円は高いと思うかもしれませんが、実際に購入してみればその疑念は全て晴れるでしょう。仕事デバイスにこそこだわっていきましょう。
また、普通にテンキーとして使うだけでなく、よく使うショートカットを集約させた便利な左手デバイスとしても使えるので、実は外付けテンキーは超優秀であるということを知っていただければ嬉しいですね。では!
今回購入したもの
コメント