この記事では、FILCO Majestouch用のキーキャップを、他のキーボードでも使えるかを試しています。
FILCO MajestouchはCherry MX軸キーボードなので、Cherry MX軸のキーボードであれば互換性はあるはず。
ただ、実際に試すことで分かった注意点がいくつかありました。
FILCO Majestouch用キーキャップを別キーボードで使用することを考えている方、日本語配列用キーキャップを探している方、キーキャップ選択に迷っている方などの参考になればと思います。
今回使用するキーボードとキーキャップ
今回使用するFILCO Majestouch用キーキャップと、使用するキーボードを軽く紹介しておきます。
【キーキャップ】FILCO Majestouchシリーズ専用 キーキャップセット ミルキーブルー
FILCO Majestouch用のキーキャップはいくつかありますが、日本語108キーキャップセットのミルキーブルーを選びました。好みのカラーかつ、今回使用するキーボードが日本語配列なので、ほぼ即決でした。Amazonで購入、購入時の価格は3,000円+送料420円でした。
同シリーズの中で日本語配列のものは他カラーはミルキーピンクくらいしか選択肢が無さそうです。
英語配列なら緑や黃、ミントやオリーブグリーンなど選択肢はやや多めです。
今回購入したもの
【キーボード】ELECOM ECTK-G01UKBK
以前使用していた格安ゲーミングキーボードを使用します。Cherry MX 茶軸、赤色LEDを搭載でAmazon販売価格5,499円とコスパの良いキーボードです。大前提として、Cherry MX軸のキーボードでなければ今回のFILCO Majestouch用キーキャップは使用できません。
全てのキーキャップが上手くハマるか、黒ボディ×ミルキーブルーキーキャップがどう馴染むか辺りが注目ポイントになりそうです。
今回使用したキーボード
実は2度目のキーキャップカスタマイズ
実はこのキーボードのキーキャップカスタマイズは今回が初めてではありません。以前の記事「格安でキーキャップカスタマイズ!Umoraキーキャップをレビュー」でUmoraという中華メーカーのキーキャップを取り付けたことがあります。
英語配列用37キーのセットで、値段は2,199円。グラデーション調の見た目に惹かれて購入しました。
が、気になる点が多く、今回新たに取り付けるキーキャップとしてFILCO Majestouch用キーキャップを購入しました。
英語配列用キーキャップを日本語配列キーボードに取り付けることを考えている方は、一度見ておくと良いと思います。
FILCO Majestouch用キーキャップ開封!
中身はキーキャップセットと、マニュアル、キーキャップの引抜工具でした。
さすがMajestouch用キーキャップ。質感が前回のUmoraのキーキャップよりかなり良いです。
同梱されていたキーキャップ引抜工具はFKP01というやつでした。
Amazonで単体購入すると457円な上に、引抜工具の中でもかなり人気の製品なので、それもセットになっていることを考えるとお得感があります。
ちなみに前回のUmoraキーキャップを試した際にFKP01を単体購入していたので、全く同じものが家に2つある状態です。もったいない感が…。
同梱されている引抜工具
カスタマイズ実践!まずはキーキャップを全て取り外す
では取り外していきます。キーキャップを保管する用に小さめの容器があると便利ですが、家にいい感じの容器がなかったので紙で箱を作って対応しました。確定申告の際に予備で刷った用紙が役に立ちました。
取り外しは簡単。引抜工具のワイヤー部分を挿し込んでキーキャップに引っ掛けます。
あとは真上に引くだけ。スポッと取れてくれます。これをひたすら繰り返し、全てのキーキャップを外していきます。
全て外しました。キーキャップを全て取り外すのは2回目でしたが、5分もかからず終わりました。
ちょっと前に清掃したので今回は省きますが、この段階でキーボードをキレイに清掃しておきたいところです。キーボード清掃はエアダスターや無水エタノールが定番です。
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FILCO Majestouchキーキャップを取り付ける
ではいよいよFILCO Majestouch用キーキャップと他社キーボードであるECTK-G01UKBKのご対面のお時間です。
取り付けも特に難しいことはありません。1つ1つ正しい場所にはめていくだけです。
はめてから少しギュッと押し込むとしっかりハマってくれます。これを全てのキーでやっていきます。
全て取り付けまし………おや?よく見るとスペースキーだけ取り付けていませんね。
実は、ほぼ全てのキーはしっかりハマってくれたのですが、スペースキーだけ微妙に長さが違うのです。
どう頑張っても、スペースキーだけは取り付けることはできなさそうです…。
ということで泣く泣くスペースキーだけ元のキーキャップを取り付けました。これはなにか改善策を考えたいところです。
なにはともあれ完成!!!
FILCO Majestouchキーキャップ ギャラリーと感想
できあがったキーボードを様々な角度で見ていきながらボチボチと感想を書いていきます。
キーボードを実際に使用するときの視線くらいから撮った一枚。
良い!スペースキーにこそ若干の違和感はあるが、それでもさすがのクオリティー。黒×ミルキーブルーもいい感じに馴染んでいると思う。
質感はさすがFILCO Majestouch用に作られたキーキャップなだけに、非常に良い。表面の触り心地、タイピング感など全く文句はない。
ECTK-G01UKBKの赤色LEDを点灯した様子。キーキャップが不透過なため、ゲーミングキーボード特有のギラギラ感は薄れる。MacBookのキーボードバックライトのような感じ。
そもそも赤色LED×ミルキーブルーの相性は良くないが、LED点灯状態での使用は想定していないのでノーダメージ。
キーボード全体をどの角度から見ても、かなりフィットしてるように感じる。一気に自分だけのデバイス感が出てきて非常に愛着が湧いている。
FILCO Majestouchキーキャップの個人的結論メモ
評価:100点(/100点)
さすがの一言。取り替え用キーキャップとして悪いところが見つからない。定評のある引抜工具もセットで3,000円とコスパにも優れている。
シンプルなキートップもGOOD。
- 日本語配列用でも「かな」の印字無し
- 変換無変換がシンプルな図形、半角/全角がE/J、BackSpaceが「←」
など。カラーも自分好み。
スペースキーが入らなかったが、そもそもMajestouch用と謳われた製品を他キーボードに流用したのは自分なのであって、この製品の欠点とは言えない。よって100点。スペースキーが入っていれば120点だった。
最終結論、「これにてキーボードのカスタマイズは一旦終了!スペースキーだけ解決策を探す。」
まとめ:FILCO Majestouch以外でも使えるキーキャップ!
- さすがFILCO Majestouch用キーキャップ!質もデザインもコスパも抜群だった!
- ただし他キーボードへの流用はスペースキーなど入らないキーもある!(使用するキーボードによって異なる)
- 日本語配列用キーキャップとしては最高の選択肢!
スペースキー以外はちゃんとハマってくれたので、大満足です。日本語配列用のキーキャップは数が少ないので、最高の選択肢と言えるでしょう。
当たり前ですが、一番良いのはFILCO Majestouchシリーズに取り付けることです。キーキャップの取り替えも含めてキーボードを選ぶ場合はFILCO Majestouchシリーズを選ぶべし。
いい買い物ができて満足です。
今回購入したもの
Majestouchシリーズ人気キーボード
さぁ後片付けでもしますかぁ~。
……あ、そういえばテンキーが丸々余ってたなー。もったいないなー。
!!!!!
余ったテンキーちゃん達、無駄にはさせねぇ!(次の記事に続く)
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