【99点】Mac歴12年がM1 MacBook Airを開封レビュー

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今から約1ヶ月前の2021年11月、M1 MacBook Airを購入しました。

この記事では、「M1 MacBook Airの開封から、実際の使用感や良いところ微妙なところ、さらには2020年発売のM1 MacBook Airを2021年に買うのはどうなの?」という点を、2009年リリースのMac OS X Snow Leopard時代から実に12年間Macユーザーである私が満を持してレビューします。


人生の半分以上をMacと共に過ごしてきた私だからこそできるレビューもあると思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね~!


他にもMacやApple製品に関する記事を書いてますので、合わせてぜひ。


目次

M1 MacBook Airの基本情報

M1 MacBook Airの外観

MacBook Air(2020、M1)
ディスプレイ 13.3インチ 227ppi
本体サイズ 高さ:0.41~1.61
幅:30.41cm
奥行き:21.24cm
重量 1.29kg
チップ Apple M1チップ
ストレージ 256GB
(オプションで512GB、1TB、2TBに変更可能)
バッテリー 最大15時間のインターネット
最大18時間のApple TVアプリのムービー再生
カメラ 720p FaceTime HDカメラ(内側)
カラー ゴールド
シルバー
スペースグレイ
価格 115,280円~



MacBook Airについての独り言

Mac歴12年の私がM1 MacBook Airのスペックを見て最初に注目するのはディスプレイ。
昔のMacBook Airといえば、「薄くて軽くて持ち運びやすい、ただし画面の解像度が粗い」という認識でした。実際、数年前の主流だったMacBook Air 2017は、画面サイズは同じ13.3インチながら、1,440×900ピクセルの128ppiでした。2007年発売の初代iPhoneでさえ163ppiでしたので、いかに画面が粗いかがに分かります。
この画面の粗さこそが、MacBook Airの最大の欠点だと考えていました。画面の粗さが故に、それなりにしっかりパソコン作業をする人にとっては実質Pro一択だったと思います(Proの軽量化・薄型化に伴ってAirの売りである軽さや薄さもイマイチ目立たなくなった)。

それが2018年モデルで改善。同じサイズのMacBook Proと同様の2,560×1,600ピクセルの227ppiになりました。これでようやく、本当の意味でスペックや値段でAirかProを選択できるようになったと思います。


M1 MacBook Airを開封!

M1 MacBook Airが入っているダンボール

Apple製品といえばこのダンボールですよね。では開封していきましょう!!


ダンボールを開けた様子

箱を開けるとMacBook Airの文字。どれだけApple製品を購入しても、この瞬間はやっぱりテンションが上がりますねぇ!!


M1 MacBook Airの外箱

外箱。ビニールは食べちゃダメですよ。


M1 MacBook Air with ビニール

オーペン!あら、日光がいい感じに差し込んできてよりカッコよさを引き立ててくれてるじゃな~い!後光が差すとはこの事か。

ちなみに今回はスペースグレイを購入しました。サブPC用に購入したので、メモリは8GB、ストレージは256GBの最安構成です。


M1 MacBook Airに後光がさしている様子

渋いわねぇ~。これから使うのが楽しみで仕方ありません。


M1 MacBook Airのアップルマーク

真ん中にはお馴染みのアップルマークが鎮座しています。だいぶ前から光らなくなり、少し寂しいものです。再びアップルマークに輝きを取り戻すためのRPGゲーム募集中です。


同梱物

M1 MacBook Airの同梱物

同梱されているのは、30Wの電源アダプタ、2mのUSB-Cケーブル、そして説明書類です。
電源アダプタは先を折りたためるタイプなので、出先にも持っていきやすいですね。
iPhoneの端子がUSB-Cになれば、この電源アダプタとUSB-Cケーブルだけで完結するので、はやくiPhoneもUSB-CにしてくださいAppleさん。お願いします。


サイドはこんな感じ

M1 MacBook Airの左サイド

まずは左側。Thunderbolt / USB 4ポートが2つあるだけ。よく言えばシンプル。悪く言えば端子少ねぇ!右側に期待しましょう!


M1 MacBook Airの右サイド

右側。ヘッドホン端子1つあるだけ。シンプルすぎ!!端子の話は後で詳しく書きますね。


M1 MacBook Airの見た目をカスタマイズしてみた

では早速初期設定をしていきましょう!と言いたいところですが、今回はせっかくなのでMacBook Airの見た目をカスタマイズしてみたいと思います。


用意したのはこちら。Wraplus(ラップラス)というメーカーのスキンシール。
Wraplusという名前を初めて見る方も多いかもしれませんが、実はこのメーカー、iPhone5や6時代からスキンシールを販売しているスキンシールメーカーの老舗です。iPhone、iPad、MacBook、Android、Surface用のスキンシールがあり、外観をカスタマイズしたい人におすすめです。


Wraplusのスキンシールを貼ったM1 MacBook Air

今回使用したのは、ネイビーブラッシュメタルというカラー。シールっぽくなくてなかなかイケてると思います。アップルマークが露出するように設計されているのも嬉しいポイント。
他にも木目調のものや、レザー調のもの、単色タイプなど様々なカラーがあるので、自分好みにカスタマイズできてGOOD。

Wraplusの詳しいレビューはこちら記事で。



M1 MacBook Airのココがスゴい!!

M1 MacBook Airを開いた様子

スキンシールを貼り、ようやくオーペン。
そして初期設定を行い約1ヶ月使いました。そこで感じたM1 MacBook Airのメリットを紹介します。


バッテリーがめちゃくちゃ持つ

M1 MacBook Airのバッテリーの状況

特筆すべきはバッテリー性能です。

ノートパソコンにおいて、バッテリーの持ちは非常に重要ですので、他の主要MacBookとワイヤレスインターネットの最大時間で比較してみます。

M1 Air
2020
Intel Air
2020
Air
2017
14inch Pro
2021
16inch Pro
2021
M1 Pro
2020
Intel Pro
2020
Pro
2016
15時間 11時間 12時間 11時間 14時間 17時間 10時間 10時間



M1 MacBook Pro 2020に次いで、2位という結果に。これが何を表しているのか ー M1チップの省電力性能がスゲェ!ということです。


実際の使用感としては、パソコン作業を生業とするブロガーの私でも、1泊2日くらいの出張や旅行くらいなら充電ケーブルなしでも余裕で行けるなという感じ。毎日充電する必要がある人は本当にごく一部なのでは。


パフォーマンスが抜群に良い

M1 MacBook Airで同時に複数のアプリを開いている様子

M1 MacBook Airの真骨頂はバッテリー性能だけではありません。パフォーマンスが抜群に良いです。
何をするにしてもサクサク。音楽を聞きながらChromeでブログを書き、別のデスクトップでメールアプリとEvernoteとPhotoShopを開いていても重くなる素振りは一切ありません。

特にパソコンの起動や各アプリの起動、スリープからの復帰がとにかく早いです。
実際にスリープからの復帰、PhotoShopの起動を見てみてください。スリープからの復帰に関しては、画面を持ち上げる前からずっと起動していたかのようなスピードです。




PhotoShopの起動、ヤバくないですか?もちろん早送りとかしてないですよ。30万円くらいかけて作ったWindows自作PCよりもM1 MacBook Airの方が速いです。悔しいです。
ちなみに改めて書きますがメモリは最小の8GBです。このパソコンが11万円で買えてしまうのが驚き。


シザーキーボードの「普通に使える」心地よさ

シザー構造のキーボード

ちょっとMacBookの歴史の話をします。
遡ること2015年。今は亡きMacBook 12インチ Early 2015の登場時のお話。AppleはMacBookのさらなる薄型化を実現するため、「バタフライ構造」と呼ばれるキーボードを同MacBookに採用します。これが悪夢の始まりでした。


バタフライ構造のキーボード

バタフライキーボードは、とにかくキーストローク(キーが沈み込む深さ)が浅く、タイピングがしにくいものでした。キーを押している感じがせず、「ペチッペチッ」と板を叩いている感触。もちろん向き不向きはあるので、これだけではさほど問題にならなかったと思います。

しかし、バタフライキーボードにはもう1つ大きな欠点が。それが故障率の高さです。Appleはキーボードの無料修理を受け付けましたが、それでもやはりバタフライキーボードの印象が悪くなるばかり。

さらに打鍵音が従来のキーボードよりもうるさいことも不人気の理由の1つでした。


以前私が使っていたMacBook Pro 2016年モデルにもこのバタフライキーボードが採用されており、購入初日に触って以降、常に外部キーボードを接続して使うくらい私はこのキーボードが嫌いでした。はっきり言って、バタフライキーボードは大失敗だったと思います。


バタフライ構造がシザー構造に

それがついに2020年、MacBook Airのキーボードがバタフライキーボードから従来のシザー構造と呼ばれるキーボードに変更になったのです!これは大革命でした。今では最新モデルのMacBookシリーズ全てにおいてシザーキーボードが採用されています。


実際にM1 MacBook Airで初めてタイピングしたときにはニヤつきが止まりませんでした。バタフライキーボードを触ったことが無い人にとっては普通のキーボードですが、バタフライキーボードのMacBookからの乗り換えの場合、普通にちゃんとタイピングができる喜びを実感できます。
バタフライとシザーの打鍵感・打鍵音の比較はまた別の記事で詳しく書きたいと思います。


M1 MacBook Airのココは微妙!

M1 MacBook Airの微妙なところを一言でまとめると、「拡張性の低さ」です。これに尽きます。


Thunderbolt / USB 4ポートが2つあるだけ

M1 MacBook Airに充電ケーブルを挿している様子

最初に書いたとおり、拡張性は本体の左サイドにThunderbolt / USB 4ポートが2つあるだけ。
そもそもMacBook Airは大量のケーブルを挿して外部機器を使いこなす人向けでは無く、どちらかというとライト層向けではあると思うので、拡張性が低いのはあまり問題ではないです。

しかし、右サイドにポートが無いのがイマイチなポイント。これすなわち、充電ケーブルは絶対にパソコンの左側に挿さなければならないということ。右側にコンセントがある場合、充電ケーブルを左側に回り込ませなければならず、ノットスマート、、。


せめて右側に1つでもポートがあればもう少し便利に使えるのに、、。


MacBook Pro 2021の登場で…

MacBook Pro 2021の拡張性
画像上:Gyasi Linje, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で 画像下:Gyasi Linje, CC BY 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

左サイドにThunderboltが2つだけ(上位モデルでもThunderboltが4つに増えるだけ)、というのはここ数年続いていたので、もう慣れてしまったという人も多いでしょう。私もこういうものだと思って諦めて使っていました。

しかし、MacBook Pro 2021年モデルの登場で話が変わります。
Pro 2021年モデルは、左サイドにThunderbolt×2とヘッドホン端子。右サイドにThunderboltとHDMI、SDカードスロットを持つというここ数年では考えられない拡張性を持っているのです。
さらには充電ケーブルがMagSafeになるなど、最上位モデルたる所以を遺憾なく発揮しています。


そうなればMacBook Airが寂しく見えるのも仕方ありません。軽量化や薄型化のためにも拡張性が犠牲になるのも理解できますが、Airにももう少しの拡張性を望んでしまいます。(実際Airの最厚部は2021年モデルのProよりも厚いため次のモデルで可能性も0ではない…?)


まとめ:サブ・メイン用ともに大活躍できる1台!99点!

まとめると、「とにかくコスパに優れた1台!この値段でこのパソコンが手に入るのは夢のよう!」です。115,280円で手に入るというのが、とにかく驚きです。MacBookシリーズの1つの完成形と言って良いでしょう。拡張性の低さを考えた上で、99点です。

ちなみに128ppiの画面が粗いMacBook Air 2017年モデル・ストレージ256GBの当時の販売価格が118,800円(税別)だったことを考えると、すごい時代になったなと。4年で時代はここまで変わるんですね。ついていくのに必死です。


メインPCとして使うにはもちろん、私のように出先やベッドの上で作業する用のサブPCとしても大活躍です。M1 MacBook Airを買ってから、とにかく色々なところで作業するのが楽しいです。正直ブログの執筆作業だけで言えば、30万円くらいかかったWindows自作PCが不要になってしまいます。


2021年に買っても遅くない?

答えはもちろんYES。遅いなんてことは全くありません。
実際私も2021年の11月に購入しましたが、全く不満はありません。

ちなみに、2022年に次期MacBook Airが出るのではとウワサされています。2022年に出るとすれば、4月か6月あたりに開催されるWWDCで発表される可能性が高いので、その時期になれば一旦発表を待つのも良いと思います。新型が出れば、現行の2020年モデルの値下げの可能性もありますし。


Macユーザーがさらに増えそう

今までは高価なイメージがあったMacBookが10万円ちょっとで買える、しかもバッテリーもパフォーマンスも抜群となれば、さらにMacユーザーが増えると思います。万人におすすめできるノートパソコンの定番になるのでは。


M1 MacBook Airの購入を検討している方は、購入しても後悔することは無いと思いますよ。ぜひ最高の1台を手に入れてくださいね。


では!


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