この記事では、Xiaomiが2022年3月10日に発売した新作スマホRedmi Note 11を開封&一ヶ月使ってレビューしていきます。
実際の使用感から良かった点と微妙な点、さらにベンチマークの測定も行っていきますよ~。
私はサブスマホとして購入しましたが、サブスマホとしてはもちろん、メインスマホとしても使えるポテンシャルがあるスマホです。ぜひ最後までご覧ください!
Xiaomi Redmi Note 11の基本情報
今回紹介するもの
Xiaomi Redmi Note 11を開封!

では早速Redmi Note 11を開封していきます。今回はAmazonで購入。24,800円で購入しました。
同梱物

Redmi Note 11本体、33W充電アダプタ、USB-C to USB-A充電ケーブルとその他もろもろが入っています。USB-Cなのはナイスですね。
ケースが付属

その他もろもろの部分を開封。説明書類とSIM取り出しピン、さらに透明シリコンのスマホケースも同梱されていました。これは嬉しい誤算です。
ちなみにRedmi Note 11はデュアルSIMとなっています。eSIMには対応していません。
Redmi Note 11本体をじっくり観察

こちらがRedmi Note 11本体。高さ15.99cm×幅7.39cmということで、iPhoneなどに比べて少し縦長な印象です。

実際にiPhone 13 Proと並べてみるとこんな感じ。iPhoneがマリオでRedmi Note 11がルイージって感じですね。

裏面。今回はトワイライトブルーを購入しました。Android端末特有の裏面ダサい問題がありますが、目をつぶります。
カメラ部分はメインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、深度センサーの4つのカメラと、ライトが備わっています。

右側面。音量調節ボタンと電源ボタンがあります。音量調節ボタンは1つのボタンのように見えますが、ちゃんと上下で押し分けることができるようになっています。

左側面。SIMカードの挿入口のみがあります。

下側面。スピーカーとUSB-C端子とマイク。いやぁUSB-Cなのはホントにポイント高いです。

上側面。Redmi Note 11には、今となっては貴重なイヤホンジャックがあります。さらにはスピーカーとマイク。なんとデュアルスピーカーなんですね。
Xiaomi Redmi Note 11×LINEMOでサブスマホ運用
今回Redmi Note 11はサブスマホとして購入しましたので、LINEMOをいれて使うことにしました。LINEMOのミニプランなら、月3GBで990円で使用でき、LINEのデータ消費ゼロというサブスマホ用の回線としてもかなり優秀です。

Xiaomi Redmi Note 11のベンチマーク結果

早速ベンチマークを実行していきます。PassMarkの「Performance Test Mobile」と、「GeekBench 5」で測定しました。
PassMarkのベンチマークスコア

- CPU Tests
-
2041(初代iPad Pro 12.9インチや、初代iPhone SEなどと同等)
- Memory Tests
-
12587(iPad Air 2と同等)
- Disk Tests
-
71780
- 2D Graphics Tests
-
19965(iPad 6や初代iPhone SEなどと同等)
- 3D Graphics Tests
-
16619(第2世代iPad ProやiPhone XSなどと同等)
総じて、初代iPhone SE(A9チップ)と同等レベルのスペックでした。
GeekBench 5のベンチマークスコア

- Single-Core Score
-
354(iPad mini 4やiPhone 6 Plusなどと同等)
- Multi-Core Score
-
1616(iPad 6以上iPhone 8未満のスペック)
PassMarkの結果も含めると、AppleでいうところのA8~A11チップくらいの性能であることがわかります。24,800円という値段を考えると、十分でしょう。
一ヶ月使ってわかったXiaomi Redmi Note 11の良いところ
こんにちは。ここからは一ヶ月後の私です。この1ヶ月間、Redmi Note 11を色々と触ってみて分かったいいところ、微妙なところをまとめていきます。
意外と動作がサクサク
ベンチマークをした時点では、あまり動作に期待は持てませんでした。が、これはいい意味で裏切られました。
主な用途はTwitterやYouTube、Webの閲覧などですが、今のところ何の不満もなく使えています。
よく考えてみれば、初代iPhone SEを現役で使っている人もいることを考えると、普通に使えるのも納得です。ただ、重いゲームはカクつくこともあります。ガッツリスマホゲームをプレイしたい人なら、スペック不足感は否めません。その場合はもう少しハイスペックのモデルを選ぶと良いです。

ディスプレイがキレイ・ヌルヌル

6.43インチ有機ELディスプレイ、2,400×1,080ピクセル。これは計算してみると、409ppiということになります。
最新の第3世代iPhone SEが326ppi、iPhone 13や13Proが460ppiなので、この409ppiはかなりの高スペックであることがわかります。実際に見ていても、かなりキレイです。発色もよく、YouTube閲覧がはかどります。
また、リフレッシュレートを90Hzに設定することができます。通常の60Hzの1.5倍のヌルヌル感で操作できて、こちらもかなり良いです。
スピーカーが大迫力

Redmi Note 11は、この価格帯ながらデュアルディスプレイを搭載しています。音に迫力があり、これもまたYouTube閲覧がはかどります。
イヤホンジャックとUSB-C

Redmi Note 11には、イヤホンジャックが搭載されています!画期的ですね!!!まぁ正直私はイヤホンジャックは不要派ですが、iPhoneとの大きな差別化ポイントになるし、何かと便利です。
また、充電ポートがUSB-Cなのも、iPhoneユーザーからするとめちゃくちゃ高評価です。まぁイマドキUSB-Cが当たり前なんですけどね。iPhoneがおかしいだけなんですけどね。
メインカメラの画質はやはり良い

リアのメインカメラが5,000万画素ということで、やっぱり画質は良いです。5,000万画素で撮った写真を拡大してみても、細部までくっきりです。
他にも、この価格帯ながら超広角カメラとマクロカメラを搭載しており、表現の幅は広がります。
需要があれば、Redmi Note 11のカメラ特集を書こうと思います。
ところどころにiOSっぽいUI

私自身、Android端末を本格的に使うのはこれが初めてですが、意外と違和感なく使えています。その理由の1つに、iOSっぽいUIが採用されている部分があります。
例えばカメラアプリ。ほぼiOSです。(笑)
Xiaomiのスマホは、Androidをベースに作ったMIUIという独自のOSを採用していますが、これがなかなか使いやすいのです。
それでいて値段が24,800円
ここまでの良かったところを踏まえてもう一度考えてください。これが24,800円は相当コスパが高いといえます。特に気に入っているのは、1つ目の「意外と動作がサクサク」な点と、2つ目の「ディスプレイがキレイ・ヌルヌル」な点です。
一ヶ月使ってわかったXiaomi Redmi Note 11の微妙なところ
もちろん微妙な点もいくつかあります。正直にお話していきます。
写真の色合いに若干の違和感


個人的な感想ですが、写真の色合いに若干の違和感を感じてしまいます。ちょっと白みがかっているというか、コントラストがぼやっとしているというか…。個人的にはiPhoneのほうがくっきり色が出て好きです(見慣れているかどうかの差もありそうですが…)。もしSNS等にアップするなら、自分なら加工アプリで彩度とかコントラストをちょっといじりそう。
動画が上限30FPS

Redmi Note 11はリアカメラ・フロントカメラともに動画の上限フレームが30フレームとなっています。60FPSの動画が主流の中、これはマイナスポイントです。
例えばスマホ1つでYouTuberをやる方や、Vlogを取りたい方には物足りないスペックとなってしまいます。動画をよく撮る方は要注意です。
まとめ:これは売れるぞ!Xiaomi Redmi Note 11はコスパ抜群のスマホだった
- Redmi Note 11は24,800円で購入できる上にスペックも十分なコスパ抜群のスマホ!
- 具体的には初代iPhone SE程度のスペックで十分サクサク動いてくれる!
- 5,000万画素のりアカメラはやはり強い!ただし色味や動画にはマイナスポイントも…
Xiaomiの新作スマホRedmi Note 11を実際に使って分かった点をレビューしてきました。
Redmi Note 11はスマホで最低限のことができれば良い方やサブスマホを探している方におすすめです。また、お子さんに買い与えるスマホとしても、良い選択肢になると思いますよ~。「絶対iPhoneじゃなきゃやだ!」というお子さんでなければ、特に不満なく使ってくれると思います。
私はサブスマホとしての購入でしたが、サブスマホとしてかなり満足しています。ぜひ参考にしてくださいね~。では!
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