この記事では、これから自作PCを組む方に向けて予算15万円~20万円弱で作れる自作PCのおすすめパーツ構成を紹介しています。いわゆるハイスペックと言われるグレードのパソコンを組むことを目指せる価格帯です。
PCパーツは値段変動が激しく、在庫の有無もコロコロ変わるので、なるべく多くパーツの候補を紹介しています。
セールやクーポンで表記より安くなることもあるため、お得に買い物したいなら他の候補の欄のパーツも全て目を通すと良いと思います。その中で一番安いものを選んでください。
「必要なパーツって何?」「性能の差がよくわからない」といった自作PC初心者の方は必要な知識をこちらの記事で解説しているので、不安な方はぜひご覧ください。
※表記している価格は記事更新時のAmazon販売価格です。なるべく頻繁に価格を確認して更新しますが、最新の価格はAmazon等でご確認ください。
15万円前後自作PCパーツ構成①:バランス重視構成
まずはバランスを重視したパーツ構成を紹介します。
一通りのパソコンワークはもちろん、PCゲームや動画編集も何でもかかってこいのたくましいパソコンを作れます。
パーツ一覧
メモ
・CPUは同価格帯でスペックが高い Ryzen5 5600X を採用、Intel派の方は若干性能は劣るが i7-10700K が同価格帯でオススメ
・Ryzen5 5600X にはCPUクーラーが付属。他にも Ryzen7 3700X には付属しているが、残りの i7-10700K、i7-11700K、Ryzen7 5800X には付属していないため自分で用意する必要あり
・グラボは世代は1つ前だが根強い人気の RTX2060 を採用、ミドルレンジで人気の GTX1660Super の1.2倍程度の性能。予算や販売価格によっては RTX3060 も狙い目
・IntelCPUを採用する場合、マザーボードは※印のついたものから選ぶ必要あり
・予算に余裕がある場合はCPU・グラボ・メモリ・ストレージの増強がオススメ。自分好みのPCケースを選ぶのもGOOD
15万円前後自作PCパーツ構成②:ゲーミング構成
続いてはPCゲームをガッツリプレイしたい方向けのパーツ構成です。具体的に言えば、グラボの性能を重視して他のパーツは最低限に抑えた構成です。
FortniteやVALORANTなどの軽いゲームはもちろん、ApexLegendsなどのそこそこのゲームでも200FPSで安定するくらいの性能です。
パーツ一覧
商品名 | 他の候補 | |
CPU | Core i5-10400F (22,000円) |
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CPUクーラー | CPU付属クーラー | |
グラボ | 玄人志向 RTX3060Ti (79,000円) |
ASUSTek RTX 3060Ti(88,000円) MSI RTX 3060Ti GAMING X(95,000円) 【性能↑】ZOTAC GAMING RTX 3070(105,000円) 【性能↑】GIGABYTE RTX 3070(108,000円) |
マザボ | ASROCK H470 Steel Legend (13,000円) |
MSI MPG Z490 GAMING PLUS(14,000円) ASUSTek PRIME H570-PLUS(16,000円) |
メモリ | KLEVV DDR4 2666 8GB×2枚 (7,000円) |
シリコンパワー DDR4 2666 8GB×2枚(8,000円) キングストン DDR4 2666 8GB×2枚(8,000円) ADATA DDR4 2666 8GB×2枚(9,000円) Gigastone DDR4 2666 8GB×2枚(9,000円) 【性能↑】KLEVV DDR4 3200 16GB×2枚(17,000円) 【性能↑】CORSAIR DDR4 3200 16GB×2枚(17,000円) |
ストレージ | Crucial M.2 SSD 1TB (11,000円) |
Western Digital M.2 SSD 1TB(12,000円) |
電源ユニット | 玄人志向 STANDARD 600W (5,000円) |
Thermaltake Smart 600W(5,000円) 玄人志向 KRPW-BKシリーズ 650W(5,400円) Corsair CX650M(6,500円) 【性能↑】玄人志向 KRPW-BKシリーズ 750W(6,900円) 【性能↑】Corsair CV750(9,000円) |
ケース | Thermaltake Versa H26 (3,900円) |
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OS | Windows 10 Home (18,000円) |
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合計 | 158,900円 |
メモ
・CPUはグラボのボトルネックにならないようにある程度のスペックが必要、i5-10400F がコスパが良いため採用
・現状予算15万円前後で最大限のグラボとなると、RTX3060Ti になる。フルHDゲームならなんの問題もないが、4Kでゲームをしたい場合は RTX3070 以上は欲しい
・ゲームの起動速度を向上するためにM.2 SSDを採用、ゲームをたくさんインストールしたいならサブストレージの増設がオススメ
10万円前後自作PCパーツ構成③:非ゲーミング構成
ゲーミングPCとは異なり、グラボを最低限に抑えつつ、他のパーツを補強したパーツ構成を紹介します。費用のかかるグラボを最低限にすることで、他のパーツをかなり柔軟に選ぶことができます。
事務作業をする方はもちろん、ブロガーやプログラマー(Web制作・アプリ制作など)の仕事向けのパソコンといった感じです。
パーツ一覧
メモ
・CPUはハイエンドの Ryzen7 5800X を採用、Intel派なら値段は上がるが i9-11900K が似たようなスペックになる
・Ryzen7 5800X は爆熱CPUのため、しっかり冷やせるクーラーが必要になる。そのため簡易水冷で一番人気の KRAKEN X63 を採用、空冷派は空冷最強と言われる NH-D15 が良い
・グラボは最低限といいつつも、そこらの内蔵グラフィックよりは使える GT1030 を採用、というよりこれくらいしか選択肢がない
・毎度のことながら、Intel製CPUを選ぶならマザーボードを※印のものから選ぶ必要あり
・CPUクーラーをKRAKEN X63にする場合、同じNZXT製のPCケースで大人気の H510 or H510 Elite を選ぶ人が多い
まとめ:15万円程度あればハイスペックPCを作れる!
今回は予算15万円~20万円弱で作れる自作PCの最強構成を考えました。
この価格帯であれば、いわゆるハイスペックPCと呼ばれるPCを作ることができます。予算もしっかりあるので、パーツを自分の目的にあわせて柔軟に選べるのも、自作PCの醍醐味を味わえるという意味でこの価格帯はおすすめですね。
もうちょい安く作りたいという方は、予算10万~15万円弱の最強構成も考えたのでご参考までに。
ぜひ自分にあったパソコンを作ってくださいね~では!
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