Anker公式サイト内に、Soundcoreヘッドホンの性能比較機能が見当たらなかったので、性能比較表を作成しました。対象となるのは記事作成時にAnker公式サイトに掲載されているSoundcoreのヘッドホンのうち、売り切れ品を除いた6機種です。
ヘッドホン購入の際の参考になれば幸いです。
Anker Soundcore ヘッドホン 全機種スペック比較表
各ショップ | 価格 | 特徴 | 発売日 | カラー | 重量 | ドライバー | ノイズキャンセリング | 外音取り込み | ハイレゾ対応 | 専用アプリ対応 | 最大再生可能時間 (イヤホン単体) |
充電端子 | 充電時間 | 通信規格 | Bluetoothプロファイル | 対応コーデック | インピーダンス | 付属ケース | その他の機能 | |
Space Q45 |
Amazon 楽天市場 |
14,990円 | Ankerヘッドホンの最上位モデルで機能やバッテリー性能抜群 | 2022年9月21日 | ● ブラック | 約293g | 40mm×2 | ○ ウルトラノイズキャンセリング2.0 |
○ 強度5段階 |
◎ 有線・ワイヤレス接続時 |
○ | 通常:65時間 ノイキャン:50時間 LDAC:45時間 LDAC&ノイキャン:37時間 |
USB-C | 2時間 | Bluetooth 5.3 | AVRCP A2DP HFP |
SBC AAC LDAC |
16Ω | ハードトラベルケース | マルチポイント(2台) 二層振動板ドライバー |
Life Q35 |
Amazon 楽天市場 |
10,990円 | ワイヤレスでもハイレゾ再生可能&ウルトラノイズキャンセリング搭載の上位モデル | 2021年7月28日 | ● ブラック ● ネイビー ● ピンク |
約270g | 40mm×2 | ○ ウルトラノイズキャンセリング 3モード |
○ | ◎ 有線・ワイヤレス接続時 |
○ | 通常:60時間 ノイキャン:40時間 ノイキャン&LDAC:38時間 |
USB-C | 2時間 | Bluetooth 5 | AVRCP A2DP HFP HSP |
SBC AAC LDAC |
16Ω | ハードトラベルケース | マルチポイント(2台) NFCペアリング 航空機用プラグアダプター付属 |
Life Q30 |
Amazon 楽天市場 |
8,990円 | モード切り替え可能なアクティブノイズキャンセリングを搭載 | 2021年1月13日 | ● ブラック ● ネイビー ● ピンク |
約260g | 40mm×2 | ○ 3モード |
○ | ○ 有線接続時 |
○ | 通常:60時間 ノイキャン:40時間 |
USB-C | 2時間 | Bluetooth 5.0 | AVRCP A2DP HFP HSP |
SBC AAC |
16Ω | ハードトラベルケース | マルチポイント(2台) NFCペアリング |
Life Q20+ |
Amazon 楽天市場 |
6,990円 | Q20のアップグレードモデル 外音取り込みやアプリ対応により利便性が格段に向上 |
2021年9月1日 | ● ブラック | 約260g | 40mm×2 | ○ | ○ | ○ 有線接続時 |
○ | 通常:60時間 ノイキャン:40時間 |
USB-C | 3時間 | Bluetooth 5.0 | AVRCP A2DP HFP HSP |
SBC AAC |
16Ω | トラベルポーチ | マルチポイント(2台) |
Life Q20 |
Amazon 楽天市場 |
5,990円 | ノイズキャンセリング搭載モデルで最安 | 2020年1月23日 | ● ブラック ● シルバー ● ブルー |
約260g | 40mm×2 | ○ | – | ○ 有線接続時 |
– | 通常:60時間 ノイキャン:40時間 |
Micro USB | 3時間 | Bluetooth 5.0 | AVRCP A2DP HFP HSP |
SBC AAC |
16Ω | トラベルポーチ | BassUpテクノロジー |
Life Q10 |
Amazon 楽天市場 |
3,999円 | 格安ながらもハイレゾに対応したAnkerヘッドホンのエントリーモデル | 2020年1月23日 | ● ブラック ● ブルー ● レッド |
約290g | 40mm×2 | – | – | ○ 有線接続時 |
– | 60時間 | USB-C | 2時間 | Bluetooth 5.0 | AVRCP A2DP HFP HSP |
SBC AAC |
32Ω | – | BassUpテクノロジー |
この中でも個人的に注目したいのが、専用アプリに対応しているかどうか。アプリ内でイコライザを詳細に設定できるので、音質にこだわる方はアプリ対応しているヘッドホンを選択することをおすすめします。
ここからは、令ガジェ的 Ankerおすすめヘッドホンをランキング型式で紹介します。コスパ重視でランク付けしました。
第6位:上下モデルに板挟みで選ぶ理由が難しい Q30
元はAnkerヘッドホンの最上位モデルとして君臨していたQ30ですが、Q35の登場によりその立ち位置がイマイチはっきりしないため第5位となりました。
2,000円追加すれば最上位モデルが購入できることや、1つ下のQ20+とスペックが似ていることが影響しました。それでも十分素晴らしいヘッドホンであることに変わりはありません。
- 3つのノイキャンモードを切り替えながら使用したい方
- ハードトラベルケースがほしい方
- LDACが不要な方
第5位:ノイキャンヘッドホンを気軽に試せる Q20
ノイズキャンセリングが搭載されたモデルで最安のQ20が第4位となりました。
外音取り込みや専用アプリに非対応な点、充電端子がMicro USBなのが気になりますね(他はすべてUSB-C)。これなら1,000円足して1つ上のQ20+を買うことを強くおすすめしたくなります。
それでも、「Ankerの中でノイキャン搭載の最安」というアイデンティティがあるので、選ぶ方が多いのも納得の一台です。
- なるべく安いワイヤレスノイキャンヘッドホンがほしい方
- 外音取り込みが不要な方
第4位:上位モデルながらも買いやすい値段が嬉しい Q35
上位モデルのQ35が第2位。
ウルトラノイズキャンセリングを搭載しながら、LDACにも対応し、音質・機能ともに大満足の1台。それでいて10,990円という価格は、同等のスペックを持つ他社製ヘッドホンと比べてもコスパが高いです。
ただ数千円の差で、最上位モデルのSpace Q45を購入できることを考えると、微妙な立ち位置になってしまったのも事実。
- ノイズキャンセリングを日常的に使う方
- LDAC対応ヘッドホンがほしい方
第3位:ハイレゾ対応が嬉しい格安モデル Q10
Ankerヘッドホン最安モデルのQ10だけはノイズキャンセリングを搭載していないので、他のヘッドホンと少し性格が異なりますが、3,999円という価格でハイレゾ対応(有線時のみ)や、ちゃんとしたブランドのワイヤレスヘッドホンが手に入ることを考えると、コスパは高いと考えて良いでしょう。
- ノイズキャンセリングが不要な方
- なるべく安くAnkerブランドを手に入れたい方
第2位:唯一無二性が高い最上位モデル Space Q45
最上位モデルのQ45が第2位。
ウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載し、外音取り込みは5段階の強度から調整可能、Bluetooth 5.3対応とAnkerヘッドホン唯一の機能が多く搭載されています。それでいて14,990円と、1つ下位モデルのLife Q35との価格差は4,000円。これらの機能に4,000円払えるかどうかが選択の鍵になります。
ちなみにBluetooth 5.3は音楽再生時の消費電力の削減が期待されており、iPhoneでは14シリーズがBluetooth 5.3に対応しています。
- 最上位の機能やバッテリー性能が欲しい方
- ノイキャンや外音取り込みを頻繁に使いたい方
第1位:アップグレードにより格段に魅力的になった Q20+
Q20をベースにして様々な部分を改良したQ20+が令ガジェ的 Ankerおすすめヘッドホン第1位となりました。
Q20のイマイチな点(外音取り込みとアプリに非対応、充電端子がMicro USB)が全て改良された、文句の付け所がない高コスパヘッドホンに仕上がっています。
あえて文句をつけるなら、カラーバリエーションがブラックのみな点ですかね。カラフルなヘッドホンがほしい方は他のヘッドホンですね。
- 必要な機能が一通り揃ったヘッドホンがほしい方
- コスパ重視で選びたい方
結論!欲しい機能を見極めて最適な一台を手に入れるべし!
ランキングは、あくまですべての機能を俯瞰的に見て、コスパを独断で考えた結果で、ランキング上位のものが絶対に良い!とかランキング下位のものは微妙!というわけでは決してありません。
このランキングはあくまで参考程度に見てください。それよりも「自分がどんなヘッドホンが欲しいのか」が圧倒的に重要です。欲しい機能が決まっていれば、比較表を見るだけで自ずとピッタリの一台が見つかるはずです。比較表がその手助けになれば幸いです。
では!
令ガジェ的AnkerヘッドホンおすすめTOP3
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