HyperXの公式サイト内に、マウスの性能比較機能が見当たらなかったので、性能比較表を作成しました。対象となるのは、記事作成時にHyperX公式サイトに掲載されているマウス全8製品です。
また、HyperXのマウスを深く知るためのいくつかのメモもまとめていますので、ぜひお買い物の際の参考にしてくださいね~。
HyperXゲーミングマウス全製品 性能比較表
製品名 | ショップ | 定価(税込) | 特徴 | 発売日 | ボタン数 | 縦 | グリップ幅 | 厚さ | 重量 | 接続方法 | 充電or電池 | 最大駆動時間 | 最大DPI | 最大速度(IPS) | 最大加速度(G) | センサー | ライティング |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5980 | 軽さを追求した格安穴開きマウスのブラックモデル | 2022年04月11日 | 6 | 124.2mm | 66.8mm | 38.2mm | 59 | 有線 | - | - | 16,000 | 450 | 40 | PAW3335 | あり | ||
6100 | Pulsefire Hasteのホワイトモデル | 2022年04月11日 | 6 | 124.2mm | 66.8mm | 38.2mm | 60 | 有線 | - | - | 16,000 | 450 | 40 | PAW3335 | あり | ||
8280 | 穴あきマウスをワイヤレスモデルでバッテリー性能も◎ | 2022年04月11日 | 6 | 124.2mm | 66.8mm | 38.2mm | 61 | 2.4GHz 有線 | 充電 | 100時間 | 16,000 | 450 | 40 | PAW3335 | あり | ||
8280 | Pulsefire Haste WLのホワイトモデル | 2022年04月11日 | 6 | 124.2mm | 66.8mm | 38.2mm | 62 | 2.4GHz 有線 | 充電 | 100時間 | 16,000 | 450 | 40 | PAW3335 | あり | ||
3480 | ゲーミングマウスの入門に最適な格安モデル | 2018年10月15日 | 7 | 119.3mm | 63.9mm | 41.3mm | 87 | 有線 | - | - | 6,200 | 220 | 30 | PAW3327 | あり | ||
5580 | FPS向けのゲーミングマウスの入門に最適 | 2018年07月30日 | 6 | 127.6mm | 71.1mm | 41.9mm | 95 | 有線 | - | - | 16,000 | 400 | 50 | PAW3389 | あり | ||
5880 | 自由度が高いライティングが特徴の左右対称型 | 2018年04月09日 | 6 | 120.2mm | 62.9mm | 40.7mm | 100 | 有線 | - | - | 16,000 | 400 | 50 | PAW3389 | あり | ||
6980 | チルトホイールも搭載、HyperXマウスで最多ボタン | 2020年03月02日 | 11 | 127.8mm | 71.0mm | 41.5mm | 95 | 有線 | - | - | 16,000 | 450 | 50 | PAW3389 | あり | ||
公式取扱終了 | HyperX初のワイヤレスマウス | 2019年10月11日 | 6 | 124.5mm | 73.9mm | 43.6mm | 110 | 2.4GHz 有線 | 充電 | 50時間 | 16,000 | 450 | 50 | PAW3389 | あり |
HyperXゲーミングマウスに関するいくつかのメモ
HyperXをもっと深く知る、そして製品のことを知るための補足情報や解説をまとめておきます。
そもそもHyperXとは?
自作PCユーザーなら一度は聞いたことがあるであろう世界的メモリメーカー「Kingston」が2002年にローンチしたゲーミングデバイスブランド、それがHyperXです。
HyperXはヘッドセットやマイク、キーボードやマウスなど、確かな技術力で優れた製品を開発。人気ブランドへと成長を遂げ、2021年には大手コンピュータメーカーであるHPに4億2,500万ドルで買収されました。
こういった経歴を持つHyperXは、KingstoneやHPなどが背景にあるブランドであり、品質は抜群です。
HyperXマウスに搭載されている3つのセンサー
HyperXのマウスには、大手センサーメーカーのPixart社製のセンサーが使用されています。各センサーの性能を簡単にまとめます。
センサー | 採用されている製品 | 最大DPI | 最大速度 | 最大加速度 | 同等性能のセンサー |
PAW 3335 | Pulsefire Haste Pulsefire Haste WL |
16,000 | 400 | 40 | HERO 16K(Logicool)、TrueMove Air(SteelSeries)など |
PAW 3389 | Pulsefire FPS Pro Pulsefire Surge Pulsefire Raid Pulsefire Dart |
16,000 | 400 | 50 | |
PAW 3327 | Pulsefire Core | 6,200 | 220 | 30 | TrueMove Core(SteelSeries)など |
Pulsefire Hasteの魅力
Pulsefire Hasteと、そのワイヤレスモデルであるPulsefire Haste WLが、HyperXマウスの最大の魅力と言えます。
理由はコスパ。どちらも60g前後の超軽量マウスながら、有線版が定価5,980円(ホワイトは6,100円)、無線版が定価8,280円と他社のマウスと比較しても驚異的なコスパを発揮しています。
試しに有名ゲーミングマウスメーカー11社の全138製品と比較してみました。似た重量&価格帯のマウスは、有線モデルだとRazerのViper Mini、無線モデルだと、Pulsar Gaming GearのXlite V2 Wirelessくらいしか見つからず、このあたりが超軽量マウス界のコスパトップ軍団でした。
Pulsefire Haste、ブラックとホワイトの1gの差
ところで表を見て、同じPulsefire Hasteなのに、ブラックとホワイトで本体重量に1gの差があることに気がついたでしょうか。
1g違う明確な理由は公開されていませんが、実は他社のゲーミングマウスでも同じような事例がいくつかあります。
実際の使ってみても全く違いがわからない程度の差ですので、好きな色で選べばOKです。
令ガジェ的 HyperXおすすめゲーミングマウスBEST3
これらを踏まえて、「万人受けしやすい」「需要が高い」「唯一無二性」などを考慮して、独断と偏見でおすすめマウスを厳選して紹介します。マウス選びに迷った際の参考にどうぞ。
第3位 Pulsefire Raid
主な特徴:95g / 有線 / 11ボタン
多ボタンマウスながら、定価6,980円と高コスパのPulsefire Raidが第3位。
先ほど同様、11社138製品と比較したところ、11ボタンマウスではPulsefire Raidが定価最安でした。他ボタンマウスはMMOなどのゲームにはもちろん、普段遣いにも◎
第2位 Pulsefire Haste
主な特徴:59-60g / 有線 / 6ボタン
先ほど魅力を紹介した、Pulsefire Hasteの有線版が第2位。
理由は明白で、近年の軽量マウスブームを考えてもPulsefire Hasteの存在感は大きいです。超軽量マウスを気軽に試してみたい方や、初めてのゲーミングマウスにも最適。
そしてただ軽いだけでなく、最大16,000DPI、450IPS、40Gの十分なセンサーが使用されており、ヘビーゲーマーでも満足できる一台に仕上がっています。
第1位 Pulsefire Haste WL
主な特徴:61-62g / ワイヤレス / 6ボタン
第2位のPulsefire Hasteのワイヤレス版であり、超軽量ワイヤレスマウスで最強コスパを誇るPulsefire Haste WLが第1位。
この軽さ&安さながらも、最大100時間のバッテリーを搭載し、機能面やセンサー面もハイグレードと申し分ありません。激しい打ち合いのFPSゲーム等であれば、やはり取り回しの良いワイヤレスがおすすめということで、こちらを第1位としました。
HyperX マウス全製品 性能比較まとめ
今回の「HyperXゲーミングマウス全製品性能比較表」やいくつかのメモがお買い物のお役に立てれば幸いです。
HyperXはなんといっても抜群の高コスパ超軽量マウスのPulsefire Haste。他にもエントリー向けやMMO向けなど、少ない製品数ながらもそれぞれに個性があり、違いがはっきりとしているので、自分にあったマウスを選びやすいです。
比較表を見てもよくわからない方は、「令ガジェ的 HyperXおすすめマウスBEST3」で紹介した製品から選んでみてください。おすすめ理由も書いてますので、ご参考に!
では!
コメント