ROCCATの公式サイトにマウスの性能比較機能が見当たらなかったので、性能比較表を作成しました。対象となるのは記事作成時点で公式サイトに掲載されている全15製品です。
さらに、ROCCATマウスをより深く知るためのいくつかのメモもまとめてますので、気になるところだけでも読んでいってください。マウス選びの参考になれば幸いです!
ROCCATマウス全製品 性能比較表
製品名 | ショップ | 参考価格 | 特徴 | 発売日 | カラー | ボタン数 | 縦 | グリップ幅 | 厚さ | 重量 | 接続方法 | 充電or電池 | 最大駆動時間 | センサー | 最大DPI | 最大速度(IPS) | 最大加速度(G) | ライティング | その他の機能 |
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![]() | 2680 | 軽くて安い、ゲーミングマウスの入門に◎ | 2021年01月15日 | ● ブラック ● ホワイト | 5 | 120.0mm | 58.0mm | 38.7mm | 68 | 有線 | - | - | PMW3331 | 8,500 | 300 | 35 | あり? | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 6273 | 大きめボディに多ボタン搭載 | 2019年12月13日 | ● ブラック ● ホワイト | 10 | 125.0mm | 85.0mm | 40.0mm | 130 | 有線 | - | - | Owl-Eye 16K | 16,000 | 250 | 50 | あり | 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 4770 | 半透明ハニカムデザインで軽量化 | 2022年05月27日 | ● ブラック ● ホワイト | 6 | 120.0mm | 58.0mm | 38.7mm | 68 | 有線 | - | - | Owl-Eye 16K | 16,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 5850 | ROCCATマウスで最軽量タイ、ピンク系のカラーもある | 2019年11月15日 | ● ブラック ● ホワイト ● コーラルブルーム | 7 | 115.0mm | 70.0mm | 39.0mm | 66 | 有線 | - | - | Owl-Eye 16K | 16,000 | 400 | 50 | あり | 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 9100 | ROCCATのワイヤレスマウスで最軽量 | 2021年06月03日 | ● ブラック ● ホワイト | 5 | 125.6mm | 72.0mm | 40.0mm | 75 | 2.4GHz Bluetooth | 充電 | 100 | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス 5分の充電で5時間使用可能 |
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![]() | 7545 | Kain 120 AIMOのワイヤレス版 | 2019年12月13日 | ● ブラック ● ホワイト | 6 | 124.0mm | 65.0mm | 43.0mm | 105 | 2.4GHz | 充電 | 50 | Owl-Eye 16K | 16,000 | 400 | 40 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 6300 | Kain 100 AIMOのセンサーをグレードアップ | 2019年09月20日 | ● ブラック ● ホワイト | 6 | 124.0mm | 65.0mm | 43.0mm | 89 | 有線 | - | - | Owl-Eye 16K | 16,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 5690 | Titan Clickを搭載したモデルで最安 | 2020年02月14日 | ● ブラック ● ホワイト | 6 | 124.0mm | 65.0mm | 43.0mm | 89 | 有線 | - | - | PMW3331 | 8,500 | 300 | 35 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 6851 | 最上位のセンサーを積みながらもROCCATマウス最軽量タイ | 2021年06月03日 | ● ブラック ● ホワイト | 5 | 125.6mm | 72.0mm | 40.0mm | 66 | 有線 | - | - | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス |
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![]() | 3277 | やや一世代前感が否めないながらもまだ使える性能 | 2017年12月27日 | ● ブラック ● ホワイト | 7 | 118.0mm | 70.0mm | 39.0mm | 88 | 有線 | - | - | R7 | 5,000 | 100 | 20 | なし | ||
![]() | 4109 | 自社向けに最適化したOwl-Eyeセンサーを初めて搭載したモデル | 2017年05月26日 | ● ブラック ● ホワイト | 7 | 115.0mm | 70.0mm | 39.0mm | 88 | 有線 | - | - | Owl-Eye | 12,000 | 250 | 50 | あり | 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 6455 | 3Dライティングが美しいKone AIMO Remasteredの後継機 | 2022年04月22日 | ● ブラック ● ホワイト | 13 | 126.0mm | 72.0mm | 40.0mm | 104 | 有線 | - | - | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス チルトホイール 3D RGB ライティング Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 9982 | Burst Proのワイヤレス版 | 2022年05月27日 | ● ブラック ● ホワイト | 6 | 120.0mm | 58.0mm | 38.7mm | 81 | 2.4GHz Bluetooth | 充電 | 100 | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック | |
![]() | 17800 | Kone XPのワイヤレス版で充電ドッグも付属 | 2022年08月05日 | ● ブラック ● ホワイト | 13 | 126.0mm | 72.0mm | 40.0mm | 99 | 2.4GHz Bluetooth | 充電 | 100 | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | あり | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス チルトホイール 3D RGB ライティング Easy-Shift[+]™ |
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![]() | 8480 | 電池駆動で800時間の駆動時間、落ち着いたデザインで普段遣いにも◎ | 2022年11月25日 | ● ブラック ● ホワイト | 7 | 132.0mm | 82.0mm | 43.0mm | 119 | 2.4GHz Bluetooth | 単三電池1本or2本 | 800 | Owl-Eye 19K | 19,000 | 400 | 50 | なし | オプティカルスイッチ - 1億回の耐クリック 調整可能なリフトオフディスタンス Easy-Shift[+]™ |
※ ROCCAT公式サイトに定価の表記がないため、記事作成前3ヶ月間のAmazonの平均的な販売価格を記載しています。現在の販売価格は各ショップをご覧ください。
ROCCATマウスに関するいくつかのメモ
ROCCATマウスの注目ポイントや混乱しやすい項目をピックアップしてまとめたので、気になる部分だけでも見ていってください。
ROCCATってどんなメーカー?

2007年に設立されたROCCATは、Turtle Beach Corporationが有するゲームデバイスブランドです。ちなみにROCCATと書いてロキャットと読みます。
Turtle Beachといえば、CS機向けのヘッドセットでご存知の方もいるのでは。Turtle Beach Corporation自体は1975年創業なので、かなり老舗といえます。
ROCCATはゲーミングマウスだけでなく、ゲーミングキーボードやヘッドセット、マウスパッドやストリーミング機材などでも高い評価を得ており、ゲーミングデバイスの流行の一角を担うブランドとなっています。
製品群の見方
ROCCATマウスを見分ける際のちょっとしたポイントを紹介します。
「Air」と名のつくもの … ワイヤレスマウス
「Pro」と名のつくもの … 上位モデルのマウス
また、この他にもシリーズごとにいくつかの特徴があるので、まとめておきます。
Burstシリーズ

製品群:Burst Core、Burst Pro、Burst Pro Air
Burstは、左右対称形で軽量化にこだわったシリーズです。入門向けのCore、性能をアップしたPro、それをワイヤレス化したPro Airと、見分けがつきやすいシリーズとなっています。
Kainシリーズ

製品群:Kain 200 AIMO、Kain 120 AIMO、Kain 100 AIMO
Kainは、左右対称形で完璧なクリック感を実現したTitan Clickを搭載したシリーズです。こちらも入門向けの100 AIMO、センサーをグレードアップした120 AIMO、そしてワイヤレス版の200 AIMOという構成になっています。
Koneシリーズ

製品群:Kone AIMO Remastered、Kone Pure Ultra、Kone Pro Air、Kone Pro、Kone Pure SEL、Kone Pure Owl-Eye、Kone XP、Kone XP Air、Kone Air
Koneは、エルゴノミックデザインを採用した最も数の多いシリーズです。ROCCATのワイヤレスマウスで最軽量のPro Airや、多ボタンで3Dライティングが美しいXPなど、魅力あふれる製品が並びます。
採用されているセンサー

ROCCATでは、定番のセンサーメーカー「PixArt」のセンサーを採用しています。ROCCAT製品独自のOwl-Eyeセンサーも、PixArtが開発したセンサーをROCCATが改良したものとなっています。
PixArtのセンサーといえば、RazerやSteelSeries(両者ともPixArt製センサーを独自改良したもの)などの有名メーカーでも採用されており、性能の良さや安定感は言うまでもありません。
Easy-Shift機能について

ROCCATマウスの多くに搭載されているEasy-Shift機能は、「Easy-Shiftボタンと同時押しで、他の機能を割り当てることができる」機能です。キーボードでいうところのShiftキーみたいな役割で、ボタン数の倍近くの機能をマウスに割り当てることが可能になります。例えばKone XPでは、スクロールも含めると29個分の機能を割り当てることができます。
ROCCAT純正ソフトの「Swarm」を使うことで、Easy-Shift+左クリックでコピー、Easy-Shift+右クリックで貼り付けのように、非常に多くのことができるようになります。もちろん、Easy-Shift機能自体をどのボタンに割り当てるかも設定できます。
このカスタマイズ力は、ROCCATの大きな強みと言えます。
リフトオブディスタンスについて
「調整可能なリフトオブディスタンス」という文言で度々登場したリフトオブディスタンス(LoD)とは、センサーが反応する接地面との最大距離です。簡単に言えば「どれくらいマウスを浮かせればセンサーが反応しなくなるの~?」を数値化したものです。このLoDが調整可能というわけです。
使い手によって、適切なLoDは異なります。なぜなら100人いれば100通りのマウスの動かし方のクセがあるから。LoDが調整可能なマウスを選ぶことで、それぞれの使い方に合わせて最適なパフォーマンスを発揮することができるのです。
令ガジェ的 ROCCATおすすめマウスBEST3
これらを踏まえて、「万人受けしやすい」「需要が高い」「唯一無二性」などを考慮して、当サイト的おすすめマウスを3つに絞って紹介します。マウス選びに迷った際の参考にどうぞ。
第3位 Kone XP Air
主な特徴:99g / ワイヤレス / 13ボタン
評価が高かったKone AIMO Remasteredの後継機、Kone XPのワイヤレス版であるKone XP Airが第3位。
豊富なボタン数で100gを切る軽さ、Easy-Shiftを使うことで29個の機能を割り当て可能、充電ドッグ付属、美しい3Dライティングなど、魅力が詰まった一台となっています。
第2位 Burst Pro Air
主な特徴:81g / ワイヤレス / 6ボタン
ワイヤレスで軽量、あらゆるゲームで活躍できるBurst Pro Airが第2位。
81gといえば、LogicoolのG Pro Wireless(80g)、SteelSeriesのPrime Wireless(80g)あたりと同等の軽さで、かつそれらの製品に比べて価格が低いのがBurst Pro Airの強みといえます。さらに半透明ハニカムも目を引く個性的なデザインとなっていて、購入価値が高い一台となっています。
第1位 Kone Pure Ultra
主な特徴:66g / 有線 / 7ボタン
第1位はROCCATマウスで最軽量タイのKone Pure Ultra。通称KPUで親しまれています。
特に持ち心地や軽さが高く評価されている一台で一流エイマーの方たちも愛用者続出。さらにこの価格帯で最大16,000DPIのOwl-Eye16Kが搭載されていたり、唯一ピンク系のコーラルブルームカラーがラインナップされていたりと、万人におすすめできる性能となっています。入門にもガチ向けにも。
ROCCATマウス全製品性能比較 まとめ
今回の「ROCCATマウス全製品 性能比較表」やいくつかのメモがお買い物の参考になれば幸いです。
ゲーミングマウスを選ぶ際は、① 軽さ ② 形状 ③ センサー性能 ④ 接続方法 あたりを重視すると、自分にピッタリの一台を選びやすくなります。ぜひ性能比較表とにらめっこして、理想の一台を見つけてくださいね~。
比較表から選ぶのが難しいという方は、「令ガジェ的 ROCCATおすすめマウスBEST3」で紹介した製品から選んでみてください。おすすめの理由も書いてますので参考にしてくださいね!
では!
令ガジェ的ROCCATマウスおすすめBEST3
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