ロジクールの公式サイト内に、ゲーミングキーボードの比較機能が見当たらなかったので、性能比較表を作成しました。対象となるのは、記事作成時にロジクール公式サイトに掲載されているゲーミングキーボード計12種です。
ロジクールのゲーミングキーボードはどれも良い製品ですが、細かな違いが結構あります。理想の一台に出会うために比較表が参考になれば幸いです。
ロジクールのゲーミングキーボード全機種比較表
PRO X |
PRO |
PRO LOLエディション |
G913 TKL |
G913 |
G910 |
G813 |
G613 |
G610 |
G512 |
G413 |
G213 |
|
定価 | 18,480円 | 13,970円 | 13,970円 | 30,360円 | 25,680円~ | 23,650円 | 15,800円~ | 16,610円 | 16,280円 | 10,600円~ | 14,080円 | 7,700円 |
特徴 | 大人気ど定番モデル | PRO Xの前世代モデル | 人気モデル×人気ゲームのコラボエディション | プロ御用達の次世代ゲーミングキーボード | G913のテンキーありモデル | ゲームはもちろん普段遣いにも評判の良いモデル | G913の有線モデル | 驚異の18ヶ月使用可能な無線キーボード | ホワイトのみのバックライトで落ち着いた雰囲気のモデル | 必要な機能が揃っているコスパ抜群モデル | 唯一無二のシルバーカラーを有するモデル | メカニカルさながらの押し心地で安価なモデル |
タイプ | メカニカル(軸交換可能) | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メカニカル | メンブレン |
軸 | ・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
・リニア(赤軸) ・クリッキー(青軸) |
タクタイル(茶軸) | ・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
ROMER-Gタクタイル | ・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
ROMER-Gタクタイル | ・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
・リニア(赤軸) ・タクタイル(茶軸) ・クリッキー(青軸) |
ROMER-Gタクタイル | Mech-Domeキー |
テンキー | なし | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
アクチュエーションポイント | 1.9mm | リニア:1.9mm クリッキー:2.0mm |
2.0mm | 1.5mm | 1.5mm | 1.5mm | 1.5mm | 1.5mm | 2.0mm | 1.9mm | 1.5mm | 不明 |
キーストローク | 4.0mm | 4.0mm | 3.7mm | 2.7mm | 2.7mm | 3.0mm | 3.0mm | 3.2mm | 4.0mm | 4.0mm | 3.2mm | 不明 |
押下圧 | 50g | 50g | 50g | 50g | 50g | 45g | 45g | 45g | 45g | 50g | 45g | 不明 |
接続 | 有線(ケーブル着脱式) | 有線(ケーブル着脱式) | 有線(ケーブル着脱式) | 無線(有線使用も可能) | 無線(有線使用も可能) | 有線 | 有線 | 無線 | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 |
充電or電池 | – | – | – | 充電 | 充電 | – | – | 単三電池×2 | – | – | – | – |
駆動時間 | – | – | – | 40h | 30h | – | – | 18ヶ月 | – | – | – | – |
ライティング | 1,680万色 | 1,680万色 | 1,680万色 | 1,680万色 | 1,680万色 | 1,680万色 | 1,680万色 | – | 1色(ホワイト) | 1,680万色 | 1色 (G413シルバー:ホワイト G413カーボン:レッド) |
1,680万色 |
カラー | ブラック | ブラック | LOLエディション | カーボン ホワイト(タクタイルのみ) |
ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | カーボン | シルバー カーボン |
ブラック |
各ショップ | Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
公式サイト | PRO X | PRO | PRO LOLエディション | G913 TKL | G913 | G910 | G813 | G613 | G610 | G512 | G413 | G213 |
発売日や現在の販売価格、在庫の有無や特徴を踏まえると「PRO X」「G913 TKL」「G913」「G813」「G613」「G512」「G213」あたりが選択肢となってくるでしょう。これらの特徴をもう少し深掘りしていきます。
ちなみに、参考程度に定価を記載していますが、多くのショップでは定価以下の価格で販売されている場合が多いです。現在の販売価格は各ショップをご確認ください。
これを買っておけば間違いない!PRO X
どれを選べばいいかわからない!という人はとりあえずPRO Xを買っておけば間違いありません。人気・実力ともに高レベルな一台です。Amazonのゲーミングキーボード部門で常にランキング1位に鎮座しています。
PRO Xはゲーミングキーボードのお手本といって良いバランスの良い一台ですね。PRO Xは軸入れ替え可能なので、より自分の使いやすいキーボードを追求することができます。また、有線接続となっていますが、ケーブルは着脱式なので持ち運びもしやすいのもポイント。
ゲームデバイスに妥協したくないならG913 TKL
ロジクールのゲーミングキーボードのフラッグシップモデルであるG913 TKLはゲームデバイスに妥協したくない人におすすめ。メカニカルキーボードらしくない薄さが特徴。無線なのに有線より反応速度が早いというロジクールの技術力の高さが詰まった一台になっています。
最近ではZETA DIVISION VALORANT部門のLaz選手、crow選手、SugarZ3ro選手、TENNN選手も世界大会でG913 TKLを使用し、見事世界3位の快挙を成し遂げました。
G913 TKLの派生でG913やG813もおすすめ
G913 TKLの派生として、G913 TKLのテンキーあり版のG913(性格にはG913のテンキーレスモデルがG913 TKLというのが正しい、TKLはTenKeyLessの略)、そしてG913の有線モデルのG813もおすすめです。G913 TKLに比べてG913は2千円~5千円程度、G813は1万円程度安くなっています。
テンキーの有無や接続方法が違うだけで、基本的なスペックはG913 TKLと同じなので、テンキーレスにこだわらない人や有線でも良い人には良い選択肢です。
無線接続でも充電を気にしなくて良いG613
G613は無線のキーボードです。特筆すべきは単三電池2本による駆動で18ヶ月の使用が可能な点です。次に電池を入れ替えるときには、どこに電池を入れるのか忘れてしまっていることでしょう。
Romer-Gメカニカルスイッチと呼ばれる独自の機構を採用しており、一般的なメカニカルスイッチと比較すると25%の高速反応を実現しています。使用感は茶軸に近いようです。
一点、付属しているパームレストはキーボードと一体化していて、取り外すことができないのが注意点です。
G512はほぼPROのテンキーありモデル
スペックや見た目を比較しても、G512はほぼPROのテンキーありモデルと言ってしまって良いでしょう。それでいて定価1万円、実売価格は1万円を切ることもしばしばでコスパの良さが光ります。
また、好みによりますが、G512のカーボン調のデザインはPROを上回っていると個人的に思います。シンプルながら、ゲーミングキーボードらしい良さが詰まった一台です。
メカニカルではないが安価で人気のG213
今までの製品はすべてメカニカルキーボードでしたが、最後のG213だけはメンブレンキーボードとなっています。その分安価なのがG213の特徴。セールなどによっては5千円台で買えることも。
こちらメンブレンキーボードですが、Mech-Domeキーという独自の機構を採用しており、メカニカルキーボードに匹敵する打ち心地を実現しています。何度か触ったことがありますが、たしかに他のメンブレンキーボードとは一線を画す気持ち良い打鍵感でした。ちなみにG213に付属しているパームレストも取り外し不可となっています。
ただ、この値段で買えるメカニカルのゲーミングキーボードは他社に目を広げればたくさんあります。「なるべく安価に抑えたい かつ ロジクール製品で揃えたい」人向けの製品かなと個人的には思います。
当サイト的ロジクールのおすすめゲーミングキーボードTOP3
これらの項目を踏まえて、当サイト的ロジクールのおすすめゲーミングキーボードをTOP3に絞って紹介します。
第3位 G913 TKL
第3位は圧倒的なスペックを誇るG913 TKLです。やはりゲーミングデバイスは「勝つための投資」「ゲームのモチベを上げるための投資」だと個人的に思っていますが、まさにピッタリの一台です。
ただ、値段的に万人におすすめできるかと言われれば…。ということで第3位にしました。
第2位 G512
第2位は高コスパを誇るG512。特にテンキー必要派の方には一番オススメです。カーボン調の見た目もGOOD。比較的安価ですがリニア、タクタイル、クリッキーから選べるのも嬉しいポイントです。
第1位 PRO X
第1位はやはり定番のPRO Xです。まさにゲーミングキーボードといえば?の問いに一番ピッタリな一台です。キーボードに詳しくない友人がPRO Xを購入したことをきっかけにメカニカルキーボード沼にハマったという事例もあります(笑)
これを買っておけば間違いない!と自信を持って言えるゲーミングキーボードです。
まとめ
ロジクールのゲーミングキーボードはどれも人気でハイスペックです。どれも良い製品ですが、細かな違いがあるので比較表を参考にぜひ自分にぴったりの一台を見つけてくださいね!
またおすすめのキーボードや愛用しているキーボードがありましたらコメントしていただけると嬉しいです。質問等もお待ちしてます。では!
当サイト的おすすめゲーミングキーボードTOP3
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