【GarageBandの使い方】第2回 打ち込み作業を超丁寧に解説

このGarageBand使い方】は、Macに標準でインストールされている音楽ソフトであるGarageBandの一通りの使い方をなるべく丁寧に解説していくシリーズです。
最終的には本格的な作曲や、歌ってみたの作成、MIDIコントローラーを接続して演奏を楽しめるくらいのレベルの内容を解説できたらと思っています。


第2回となるこの記事では、GarageBandでの打ち込み作業について、やり方から編集方法、さらには効率的な打ち込み方法などを徹底的に解説していきます。


目次

GarageBandの使い方:打ち込みの準備

前回使用した素材を削除する

画面は前回の状態です。
前回使った80s Dance Bass Synth 06を消して、新たに自分でメロディーを打ち込みたいと思います。


オブジェクトを削除した様子

オブジェクトの削除は前回やりましたね。オブジェクトを選択してDeleteを押すのでした。

ではここに打ち込みをするための枠である空のオブジェクトを作っていきます。


空のオブジェクトを作る

空のオブジェクトを作る

空のオブジェクトを作成したい場所にカーソルを持っていき、「⌘command + 左クリック」で空のオブジェクトを作成できます。


空のオブジェクトを作成した様子

作成できました。では作った空のオブジェクトをダブルクリックしてみましょう。


エディタを開く

エディタを開いた状態

画面下部がエディタに切り替わりました。このエディタで打ち込み作業をしていきます。
ちなみにエディタの開閉は前回もやりましたね。上のメニューのハサミのボタンです。


GarageBandの使い方:エディタの見方

エディタを3分割した様子

エディタを画像のように3分割にしてそれぞれの役割などを解説していきます。一応各部分に名称があったりしますが、覚えなくて大丈夫です。


ピアノ・ロール・グリッド

ピアノ・ロール・グリッド

真ん中のスペースは実際に音を打ち込んでいく場所になります。
見ての通り、マス目状になっています。上の画像だと1小節を横に16分割していますので、1マス=16分音符ということになります。
また1マス上がるごとに半音上がり、1マス下がるごとに半音下がります。画像には2オクターブ分くらいしか写っていませんが、上下スクロールすれば幅広い音域を打ち込むことができます。


ピアノ・ロール・キーボード

ピアノ・ロール・キーボード

ピアノ・ロール・グリッドの左横にあるのが、ピアノ・ロール・キーボード。クリックすると音が出ます。
ピアノ・ロール・グリッドの横のラインに対応しており、このピアノ・ロール・キーボードのラインに合わせて打ち込んでいくことになります。


各種設定

エディタの各種設定

音の強弱や打ち込む音符の長さなど、打ち込みに関する各種設定ができます。


GarageBandの使い方:実際に打ち込んでみよう!

いよいよここからが打ち込み作業になります。


GarageBandの打ち込みの仕方

打ち込みの仕方は簡単。⌘commandを長押ししているとペンのカーソルになるので、その状態のままクリックです。打ち込みは「⌘command + クリック」と覚えましょう!

では1小節目の1番最初に「ド」の音を打ち込んでみましょう。カーソルをC2(C=ド)のラインの一番左に持っていき、⌘command + クリックです。


ドを打ち込んだ様子

ドを打ち込むことができました!


GarageBandの打ち込みの仕方2

⌘command + ドラッグアンドドロップで好きな長さの音を打ち込むこともできます。


もちろん和音もOK!

和音を打ち込んだ様子

もちろん和音を作ることもできます。
同じようにして1小節目の1番最初に「⌘command + クリック」で「ミ」と「ソ」の音を打ち込んだりして遊んでみましょう!


音の長さを変えるあれこれ

打ち込んだ音の長さを変える方法

一度打ち込んだ音の長さを変えるには、打ち込んだ音の端を持ってドラッグアンドドロップすればOK。長さを変えるときのカーソルは「 〕」に羽が生えた感じ。


長さを変えた様子

長さを変えることができました!


音の長さをあらかじめ指定しておく方法

同じ長さの音をたくさん打つ場合、打ち込む前に音の長さを指定しておくと便利です。各種設定のノートタブから設定します。


クオンタイズの設定画面

タイムクオンタイズから任意の音符を選ぶことで、打ち込む音の長さを変えることができます。⌘command + クリックをした際に、ここで設定した長さの音が打ち込まれます。

初期設定で1/16 -音符となっていたため、さっきは16分音符が打ち込まれたわけですね。


4分音符でドレミファソラシドを打ち込んでみよう!

ドレミファを打ち込んだ様子

ここまでのおさらいで4分音符で「ドーレーミーファーソーラーシードー」と鳴るように打ち込んでみましょう。


オブジェクトの長さを変更する1

途中でオブジェクトの長さが足りなくなった場合でも、そのまま続いて打ち込むことができます。


オブジェクトの長さを変更する2

もしくは打ち込む長さが決まっている場合は、オブジェクトの長さを変更しておいても良いです。
ワークスペースのオブジェクトの右下をドラッグアンドドロップするか、エディタのオブジェクトの右端をドラッグアンドドロップすれば、オブジェクトの長さを変えられます。


ドレミファソラシドを打ち込んだ様子

ドレミファソラシド、打ち込めたでしょうか。


打ち込んだ音の音階やタイミングを変更する

打ち込んだ音の編集方法

打ち込んだ音の音階やタイミングの変更も簡単です。

変更したい音をドラッグアンドドロップで囲むようにして選択し、上下左右にドラッグアンドドロップするだけ。

試しに先程打ち込んだドレミファソラシドの音を1オクターブ上げてみましょう。最初のドの音がC3のラインに来るようにドラッグアンドドロップすればOK。


Apple Loopsの緑色素材もエディタで編集可能

Apple Loopsの素材を編集している様子

エディタでは、1から打ち込み作業を行えるだけでなく、Apple Loopsの緑色素材の編集も行えます。

画像は前回使った素材の80s Dance Bass Synth 06です。今までやってきた打ち込みと同じようにして、素材に音を追加したり不要な音を消したり、長さを変えたり音階を変えたり。これでやりたい放題できます!


GarageBandの使い方:PCのキーボードで演奏する

ここまで打ち込みのやり方を見てきましたが、ドレミファソラシドを打ち込むだけでも結構大変な作業でしたね。

ということで、もう少し楽に打ち込む方法を紹介します。それがミュージックタイピングです。


ミュージックタイピング画面の出し方

まずはミュージックタイピングのウインドウを表示させましょう。
アプリケーションメニューのウインドウから「ミュージックタイピングを表示」をクリックします。ショートカットは「⌘command + K」です。


ミュージックタイピングを出した様子

これがミュージックタイピングのウインドウです。(前回の記事を見た方、一番最初に消したあのウインドウですね。)

見た目の通り、パソコンのキーボードを鍵盤に見立てて音を鳴らすことができます。オクターブを上げるには「X」、下げるには「Z」です。


ソを弾いている様子

試しに「G」でも押してみますか。

ソ~~~~~


これすごく楽しくないですか?普段楽器を触らない方にとってはかなり遊べるおもちゃになると思います。(笑)


で、このミュージックタイピングと録音機能を組み合わせることで、リアルタイムに音を打ち込んでいくことができます。


カウントイン機能について

録音にはカウントイン機能をONにしておくと良いです。
カウントインとは、録音ボタンを押した際にいきなり録音が始まるのではなく、1小節分カウントを聞いてから録音が始まる機能です。いきなり録音が始まる場合に比べて、ゆとりをもって演奏を始めることができます。

カウントインのON・OFFは上部メニューの「1234」と書かれたボタンです。


録音してみる様子

では録音してみましょう。上部メニューの赤丸が録音ボタンです。ショートカットは「R」です。(簡単なショートカットなので覚えておきたい!)

録音ボタンをクリックすると「プップップップッ」と4回カウントが入ってから録音が始まります。「ドーレーミーファーソーラーシードー」と演奏してみましょう。


録音中の様子

終わったらもう一度録音ボタンをクリックして録音終了です。


ミュージックタイピングによる打ち込みが完了した様子

これで先ほどと同じような「ドレミファソラシド」の打ち込みが完了しました。

人の手で演奏しているので、多少ずれなどが発生していると思います。長さやタイミングを調整すればOKですね。


このようにして、ミュージックタイピングや⌘command + クリックを駆使して曲を作っていくのです。


GarageBandの使い方:ドラムも打ち込んでみよう!

ドラムやパーカッションなども打ち込みやミュージックタイピングで作成することができます。
試しにドラムのトラックを作ってみましょう!


新しいトラックを用意する

ワークスペースの左上にある「+」ボタンをクリックして、ソフトウェア音源のトラックを新たに作成していきます。


ライブラリで好きなドラムを選択する

ライブラリのDrum Kitの中から好きな音色を選びます。前回解説した追加サウンドをダウンロードしていない場合は、SoCalのみ選択可能です。今回はSunsetを選びました。


ドラムの場合、キーボードでどのように演奏するのかを知るためにミュージックタイピングも立ち上げて適当に演奏してみましょう!

Drum Kitに含まれる様々なシンバルや太鼓の音が鳴ります。
ここで、ドラムを打ち込む際に覚えておきたい音を紹介しておきます。

ドラム打ち込みの音階対応表

オクターブ 音階 キーボードの文字
C1 A バスドラム
C1 D スネアドラム
C1 ファ♯ T クローズハイハット
C1 ラ♯ U オープンハイハット
C2 ド♯ O クラッシュシンバル
C2 レ♯ P ライドシンバル
C2 ド・レ K・L ハイタム
C1 ラ・シ H・J ロータム
C1 ファ・ソ F・G フロアタム
ドラムの音とキー配置
ドラムの音とキー配置2



これを知っておけば、曲に合わせてドラムを演奏したりできます。めっちゃ楽しいですぜひ習得していってくださいね~。


ミュートのやり方

ということで先ほど同様、ミュージックタイピングと録音を使ってリアルタイムでドラムを打ち込んでみます。
録音の際、最初に追加したドラム音源の80s Back Beat 01の音が邪魔になりますので、一旦消音(ミュート)しておきます。トラックのスピーカーに斜線が入ったボタンを押すことでそのトラックをミュートにできます。


ドラムをミュージックタイピングで打ち込んだ様子

適当に打ってみました。これは慣れれば1音1音打ち込むより遥かに楽になります。


GarageBandの使い方: 曲のテンポを変えてみよう!

ところでプロジェクト作成時にテンポをデフォルトの100のまま作りましたが、少し遅く感じます。ということでプロジェクト作成後にテンポを変更する方法を紹介します。


テンポが表示されている場所

上部メニューの真ん中にあるディスプレイの中央に100 TEMPOと書かれた場所がありますね。ここに曲のテンポが表示されるのです。


テンポを変える方法

テンポを変更するには、テンポが表示されている部分にカーソルを持っていきます。上下方向のカーソル変わりますので、そのままテンポを早くしたいなら上向きに、遅くしたいなら下向きにドラッグアンドドロップします。


テンポを変えた様子

これでテンポを変更できました。

同じようにして、拍子の変更とキーの変更もこのディスプレイから行えます。


【GarageBandの使い方】第2回 まとめ

第2回で解説した内容まとめ

  • エディタ画面の見方
  • 打ち込み方法
  • 打ち込んだ音の編集方法
  • PCのキーボードでの演奏方法
  • ドラムの打ち込み

GarageBand使い方】の第2回となるこの記事では、打ち込み“に絞って色々解説してきました。本当は他のことも書きたかったのですが、打ち込みだけで結構盛りだくさんになってしまいましたのでまた次回以降に。

この記事で紹介したことでGarageBand打ち込みに関する知識は8割くらいカバーできたと思います。


次の第3回では、エフェクトのかけ方や生音(マイクやギターなど)の扱い方、さらに曲を作る上で絶対に知っておくべき項目もどんどん紹介していきます!



ということでまた第3回でお会いしましょう!では~。

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