ついに買いました、高級キーボードの新世代REALFORCE R3。
この記事では、REALFORCE R3の実機レビューをしていきます。1週間使い倒して感じた感想も共有します。
さらに、これからREALFORCEを購入する方に向けて、自分にピッタリの1台を見つけるためのコツも紹介しています。
すぐにレビューを読みたい方はこちらからどうぞ。該当部分までスクロールできます。
REALFORCEとは
まずは簡単にREALFORCEの紹介を。知っている方は飛ばしてください。
REALFORCEは、東プレから出ている高級キーボードです。安いもので2万円代からと、簡単に手を出せるものではありませんが、高価なだけの理由はたくさんあります。
REALFORCEでは静電容量無接点方式というスイッチ機構を採用しています。無接点という名前からもわかるように、この方式ではキー入力を電極同士の物理的な接触無しに行えるため、耐久性に優れている、音が静かなどのメリットがあります。
そして、この方式ならではの「スコスコ」感のあるタイピング音も大きな特徴。とにかく快適にタイピングを行えます。
実は、我々の身近に静電容量無接点方式のキーボードを体験できる場所があります。「セブン銀行のテンキー」です。東プレから特注したキーボードを採用しており、「スコスコ」感を気軽に体験することができます。
静電容量無接点方式を採用しているキーボードは数少ないですが、その中でもREALFORCEは名実ともにトップの大人気キーボードとなっています。
自分にピッタリのREALFORCEの選び方
REALFORCEの製品ページで、様々な条件から絞り込んで自分好みのキーボードを見つけることができます。
しかし初見ではよくわからない項目もあると思うので、1つずつ軽く紹介しておきます。ここを読めば、自分好みの1台に必ず出会えるようになりますよ。
これは簡単。スーパーホワイト・ブラック・アイボリーから好きな色を選べばOK。
世代を表しています。R3の方が新しいです。ただ、世代では絞り込まない方がベター。条件に合う製品がR3だけ、R2だけとなることがあるからです。
ハイブリッドは有線&無線接続可能、有線はその名の通り有線接続のみ。ハイブリットはR3製品のみとなります。有線のほうが1万円くらい安いです。
APC=アクチュエーション ポイント チェンジャー。キーを何mm押し込んだときに入力判定にするかを変更することができる機能です。多くの製品に採用されています。R2の一部の製品ではAPC機能はありませんが、その分安くなっています。
キーボードの配列を日本語配列か英語配列から選べます。日本語配列が一般的なので、よくわからない人は日本語配列でOK。英語配列はEnterキーが横長、日本語の印字がなくてスタイリッシュといった特徴があります。
標準と静音から選べます。後で詳しく書きますが、標準でも十分静かです。静音タイプは好き嫌いが別れる印象。特に理由がない限りは標準で良いと思います。静音タイプが気になる方は電気屋で試し打ちすることをオススメします。
キーの重さを選べます。30g、45g、55gは等荷重タイプで、全てのキーの重さが一定になっているタイプです。ALL30gとかALL45gなどと言われたりします。
変荷重は、キーボードの中心ほど重く、端にいくほど軽くなる設計になっており、小指などでタイピングする際の負担を減らすことができます。
個人的には、全用途にオススメなのはALL45g、タイピング専用なら変荷重。
キートップの文字の印刷方式。性能的にはレーザー印刷<昇華印刷。レーザー印刷は、普通のインク印刷に比べて文字が消えにくいのが特徴ですが、昇華印刷はもはや文字が消えることはありません。
長く使うことを考えると昇華印刷の方が良いですが、レーザー印刷でも特に問題はないでしょう。
特に大事なのは、通信方法、スイッチ音、キー荷重ですかね。
これらを踏まえて、今回は
- スーパーホワイト
- R3
- 有線
- APCあり
- 日本語配列
- 標準
- ALL45g
- レーザー印刷
に当てはまるR3UC41を購入しました。
今回購入したもの
REALFORCE R3UC41を眺める
まずは今回購入したREALFORCE R3UC41を眺めながら、外観の特徴を見ていきます。
真っ白なREALFORCE
前世代のREALFORCE R2では、ブラックとアイボリーの2色展開でした。
今世代のR3ではブラックとスーパーホワイトの2色展開ということで、アイボリーからスーパーホワイトに選手交代しました。アイボリーはいかにも業務用デバイスといった雰囲気がありましたが、スーパーホワイトはどこにでも馴染むようなデザインです。
ということで今回は、R3から登場したスーパーホワイトのR3UC41を購入してみました。前世代にはない真っ白なREALFORCEは、白色ガジェット好きの僕の心をくすぐりますね。
今回購入したR3UC41のキートップの文字は、レーザー印刷方式となっています。
REALFORCEは別売のキーキャップセットを使用することで見た目や印刷方式をカスタマイズすることができます。
横から見てみる
横から見ると、結構厚みがありますね。パームレストを使用したほうが自然な角度でタイピングできそうです。
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コードの3方向から出せる
定番の機能ですが、有線の場合はコードを3方向から出せるようになっています。
角度調整可能
こちらも定番ですが、キーボード裏のチルトスタンドを立てることで角度調整が可能です。「チルトスタンドあり+パームレスト」が個人的には最強構成ですね。前キーボードでもそうしていたので、R3UC41もその構成でいきたいと思います。
REALFORCE R3UC41 ファーストタッチ
ではいよいよファーストタッチといきたいと思います。緊張の瞬間。
「スコッ」
ぬおぉぉぉぉぉぉおおおおおお!これだよこれ!初恋の人と始めて手を握りあった瞬間のようなときめき。この他では味わえないスコスコ感を味わうために僕は2万円払ったんだよ!
…とまぁ大げさに書いてみましたが、やっぱりファーストタッチはニヤついてしまいました。これから使い倒すのが楽しみです!
REALFORCE R3UC41を1週間使ってみた感想
ここからは1週間後の僕です。1週間REALFORCE R3UC41を使ってみた感想をまとめていきます。
タイピングが楽しくなる
打ち心地、やはり期待通りでした。とにかくタイピングしていて気持ち良い&楽しいです。どんどん文字を打ちたくなります。以前使っていたメカニカルキーボードでは到底味わえない感覚です。
静音タイプじゃなくても十分静か
前は茶軸のメカニカルキーボードを使っていたこともあり、静音タイプではないR3UC41でも十分静かに感じます。タイピング音比較動画を作ってみたのでぜひ聞いてみてください。
どうでしょうか。静音タイプでなくてもここまで静かということは、静音タイプはどれだけ静かなのでしょうか。
やる気が出る
机の上にREALFORCEがあるだけで、めちゃくちゃやる気になります。REALFORCEを触りたいから椅子に座るといった最高の環境が出来上がっています。
良いデバイスを買うことは、仕事のモチベーションにもなります。リモートワークが増えた現代だからこそ購入する価値がより一層高まっているのではないでしょうか。
今回購入したもの
REALFORCE CONNECTで各種設定可能
REALFORCE製品は、REALFORCE CONNECTというソフトウェアにて各種設定が可能です。もちろんWin & Mac両方対応。
例えば先ほど紹介したAPC(アクチュエーション ポイント チェンジャー)機能もREALFORCE CONNECTから設定可能。
キーを何mm押し込んだときに入力判定にするかを0.8mm、1.5mm、2.2mm、3.0mmの4段階から調整可能です。この設定を全てのキーに適応することはもちろん、1つ1つのキーに割り当てることも可能。
この設定によって、タイピング用だけでなくゲーム用としても使えそう。実際にREALFORCEをゲームで使っている人も少なくありません。ちなみにREALFORCEではゲーミングキーボードも販売されています。
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まとめ:やっぱり最高のキーボード
- REALFORCEのサイトから自分にピッタリの1台を探せる
- 特に通信方法・スイッチ音・キー荷重が大切
- REALFORCEはやはり最高の打ち心地だった
- 静音タイプじゃなくても十分に静か、静音タイプを検討している場合はぜひ試し打ちを
やはりREALFORCEは最高のキーボードです。もう前のキーボードには絶対に戻りたくありません。2万円払った甲斐は大いにありました。
最高の打ち心地を手に入れられることはもちろん、やっぱり仕事のモチベーションに繋がるのが買ってよかったポイントです。良いデバイスを揃えるのは大事ですね。気になっている方ははっきり言って”買い”です。
ぜひ最高の打ち心地とモチベーションを手に入れてくださいね!では!
今回購入したもの
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