【おすすめ問題集】理系の難問徹底攻略を現役数学科が徹底レビューします

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かんまる

こんにちは!現役数学科ブロガーのかんまるです!


この記事では、現役数学科である筆者が文英堂から出ている理系の難問徹底攻略をレビューしていきます。

理系の難問徹底攻略の難易度は?分かりやすい?どんな人におすすめ?いつ頃勉強するのが良い?などの疑問にお答えしていきます。

理系の難問徹底攻略をざっくりレビューすると…
  • 1冊で十分な演習量を確保できる難しめの問題集!
  • 解答解説が丁寧!難問を徹底的に解説するんだという筆者の先生の熱意が感じられる!
  • 丁寧な解説で難しい問題をじっくり演習したい人におすすめ!


この受験参考書レビューシリーズでは、僕が実際に受験期に使っていた参考書をレビューしています。他の参考書レビューはこちらからどうぞ。


目次

理系の難問徹底攻略の基本情報

理系の難問徹底攻略の見た目
タイトル 理系の難問徹底攻略
著者 安田 亨
出版社 文英堂
タイプ 問題集
ページ数 問題編55ページ、解答編352ページ
価格 1,430円



理系の難問徹底攻略の特徴は?

理系の難問徹底攻略の見た目2
使い込んでいたためボロボロ&カバー無しです

理系の難問徹底攻略は、1冊で数学ⅠA~Ⅲまでを網羅した問題集です。特徴を見ていきましょう。


理系の難問徹底攻略の難易度

理系の難問徹底攻略は、本のタイトル通り理系の難問が網羅された問題集です。そのためレベルは高いです。

問題を見てみると、有名大学の過去問ばかりで歯ごたえのある問題がズラリ。しかし、話の流れの関係で中には基本的な問題もあります。むやみやたらに難しい問題を詰め込んだというわけではなく、重要事項をしっかり学習できるように考えられているのが良いですね。


理系の難問徹底攻略の問題数

理系の難問徹底攻略には191題が収録されています。1冊で十分な演習量を確保できます。

「難」マークがついている問題は、難問の中でもさらに難問となっており、これを飛ばせばもう少し問題数は減ります。自分のレベルに合わせて学習できるのがGOOD。


理系の難問徹底攻略の構成

理系の難問徹底攻略の分冊

理系の難問徹底攻略は、問題編と解答編の分冊になっています。

問題編にはひたすら問題が掲載されています。分野ごとに分けられており、各分野の問題数は次の通りです。

分野 問題数
第1章 数と式など 23
第2章 図形など 25
第3章 整数 27
第4章 場合の数と確率 26
第5章 座標 13
第6章 数列 16
第7章 数学Ⅲの微積分 40
第8章 曲線 8
第9章 複素数 13

微積分、整数、確率など難関大頻出の分野に多くの問題が割り当てられています。

特定分野の強化には、分野別の参考書を使うのもおすすめです。



理系の難問徹底攻略の分かりやすさ

理系の難問徹底攻略は、本のタイトル通りに徹底的に解説されています。問題編が55ページに対して、解答編が352ページもあるので、いかに丁寧に解説されているかがわかります。

筆者の安田亨先生は非常に有名な方で、「ハッと目覚める確率」「入試数学伝説の良問100」「東大数学で1点でも多く取る方法」など多くの名著を産んでいます。そんな安田先生のズバズバと軽快に解説していく様は安田節と呼ばれ、本書でも安田節が遺憾なく発揮されています。
分かりやすい解答だけでなく、着眼点や注意点、周辺知識の解説や豊富な別解など、このレベルの問題集の中でもトップクラスの丁寧さです。


理系の難問徹底攻略はどんな人におすすめ?やる時期は?

理系の難問徹底攻略は、難関大以上を目指す人で、丁寧な解説でじっくり演習をしたい人におすすめです。
また、難関大以上を目指す人で、数学に苦手意識がある人にもおすすめ。中には相当な難問もありますが、そんな難問でも徹底的に解説されているので安心して演習を進められます。

この本でしっかり演習した後に志望大学の過去問演習に移れば、本番でも数学を武器にできる力が身につきます。


理系の難問徹底攻略は全部で191題あります。1日3題解けば2ヶ月ちょっと、1日4題解けば1ヶ月半程度、1日5題で1ヶ月ちょっとで1集できることになります。
しかし1題1題が重たいので、予定通りに進むかはわかりません。余裕を持って取り組めるように、最低でも高3の9月頃には始められるように計画しておくと良いですね。


理系の難問徹底攻略に変わる他のおすすめ参考書は?

理系の難問徹底攻略と同じく、難関大志望者の過去問前の演習に最適な問題集をいくつか紹介しておきます。


上級問題精講

上級問題精講は問題精講シリーズの最高難易度の問題集です。難関大の過去問を中心に1冊辺り150題が収録されているため、問題数は理系の難問徹底攻略より多め。解答解説も相当丁寧な部類なため、理系の難問徹底攻略では問題数が足りないという人に。数Ⅲだけやるというような使い方もいいですね。



ハイレベル数学の完全攻略

こちらは1冊あたり40題と絞られた問題で入試直前の総仕上げにおすすめ。解答解説がとにかく豊富で、少ない問題からでも吸収できるものは多いです。理系の難問徹底攻略では時間が足りないという人や、理系の難問徹底攻略をやり終えてさらに演習を重ねたい人に。

駿台文庫のサイトで一部試し読みできます。
>>ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略|駿台文庫
>>ハイレベル数学Ⅲの完全攻略|駿台文庫




理系の難問徹底攻略のレビューまとめ

理系の難問徹底攻略は、まとめると「ハイレベルな問題集の中でもトップクラスの丁寧さで、じっくり演習を重ねたい難関大志望者向けの問題集」です。難問でも徹底的に解説するんだという安田先生の熱意が感じられる1冊になっています。

収録されている問題は解いていて楽しいものが多く、受験から数年経った今でもたまにパラパラと開いて見てしまいます。ちなみに受験勉強中に誤植を見つけて安田先生にメールを送ったら、返信が来たという思い出もあって、好きな受験参考書の1つになっています。


「他の難しい問題集を買ったけど解答・解説がコンパクトすぎてついていけない…」という方にも一度この本を手にとってほしいですね。


難しいですが、じっくり取り組んで他の受験生に勝てる数学力を身につけましょう!

この受験参考書レビューシリーズでは、僕が実際に受験期に使っていた参考書をレビューしています。他の参考書レビューはこちらからどうぞ。


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