マザーボードとは何かが分かる!CPU対応表やおすすめマザボも紹介

自作PC

この記事では、マザーボードとは何か?どういう役割があるのか?選ぶ時にどこに注目すればいいのか?などを自作PC初心者の方に向けて解説しています。
また、実際に購入するときにあると便利なCPU対応表やおすすめマザボの紹介もしています。

マザーボードは、ちょっと知っていれば自分にあったものをすぐに見つけられるます。この記事が参考になれば幸いです。


自作PCに必要な知識はこちらの記事で解説しているので、自作PCに興味がある方はぜひ。


マザーボードとは

マザーボードの写真
お堅く言えば…

マザーボードとは、電子機器で使用される最も主要な電子回路基板のこと。


…となりますが、要はパソコンの大元となる超重要な板です。

マザーボードにメモリを挿している様子
マザーボードにパーツを設置してる様子

パソコンの中身は、このマザーボードを軸に成り立っています。
CPUやグラボと呼ばれる様々なパーツは全てこのマザーボードに設置します。全てのパーツ(子)の大元なので、マザー(母)ボードと呼ばれるのも納得ですね。実際、中国語では母板と書きます。


マザーボードは大きさでタイプが分かれる

マザーボードの3種類のサイズのイラスト

まずマザーボードには、様々な大きさのものがあります。代表的なものを3つ紹介しておきます。
他のサイズもありますが、あまり一般的ではありません。

ATX

ATXマザーボードのイラスト

最も一般的なマザーボード現在主流のマザーボードは全てこの規格を基に作っています。サイズは30.5cm × 24.4cmと決まっています。
紹介する3つのサイズの中では一番大きく、その分拡張性に優れています。その分、割と大きなPCケースを用意する必要があります。

Micro-ATX

MicRo-ATXマザーボードのイラスト

ATXを一回り小さくしたマザーボードサイズは24.4cm × 24.4cmの正方形と決まっています。
必要な拡張性を残しつつ、サイズは比較的コンパクトなため、小さめのPCのケースにも入ります。最近はPCを小型化する人が増え、その流れからMicro-ATXを採用している人も多く見かけます。

3. Mini-ITX

Mini-ITXマザーボードのイラスト

今回紹介した3サイズの中で最も小さいマザーボードサイズは17cm × 17cmの正方形と決まっています。
とにかくPCをコンパクトに作れることが魅力で、Mini-ITX専用のPCケースも多く販売されています。
ほかのマザーボードに比べて、ある程度拡張性を犠牲にする必要があり、さらにPCケース内の配線やパーツの干渉により注意する必要があります。ただ、最近ではしっかりとしたグラボを取り付けることができるMini-ITXのマザーボードもあります。

マザーボードのサイズまとめ

3つのマザーボードのサイズ感
ATXMicro-ATXMini-ITX
基板サイズ30.5cm × 24.4cm24.4cm × 24.4cm17cm × 17cm
拡張性最も良い良いそこそこ

オススメはATXかMicro-ATXです。初めての自作PCの場合、よっぽどコンパクトなPCを作りたい場合を除けばとりあえずATXで良いと思います。大は小を兼ねます。

マザーボードは製品ごとに仕様が異なる

マザーボードは様々なメーカーが、多種多様な製品を販売しています。製品ごとに仕様や機能が異なります。マザーボードを選ぶ際に見ておくべき項目をチェックしていきましょう。

外部の拡張性

マザーボードのI/Oポート
I/Oポートの様子

マザーボードには、PCの外部端子を繋げるためのI/Oポートと呼ばれる部分があります。I/OパネルはPCケースの裏側から顔を出し、そこにUSBやオーディオ出力、HDMIやDisplayPortなどのケーブルを挿して使うことができます。

I/Oポートの作りは製品によって違います。すなわち、製品によって繋ぐことができる端子の種類・数が異なります。特にUSB端子の数や、モニターの出力端子の数と種類はしっかり見ておきましょう。
「DisplayPort1つとHDMI2つでトリプルモニターにするぞ!」と思っていていも、マザーボードにHDMI端子が1つしかついていなければ意味がありません。

内部の拡張性

マザーボードの内部の拡張性

内部の拡張性、すなわちパーツをどれだけ挿せるかも製品ごとに異なります。特にSATAコネクタとPCIeスロットは見ておくと良いでしょう。
「よくわからねぇ!」という人は、ATXのマザーボードを購入しておけば困ることはありません。

Wi-Fi機能

安いマザーボードには基本的にWi-Fiの機能は付いていないものとお考えください。その場合はPCを有線で接続するか、外部でWi-Fiのアンテナを接続する必要があります。

PCのネットワークをWi-Fi接続することを考えている人は、Wi-Fiの機能がついたマザーボードを選択するのが良いでしょう。
Wi-Fi機能付きのマザーボードは、他のものより数千円程度高い場合が多いです。しかし、後から外付けでWi-Fiのアンテナを買って接続するコストを考えれば、Wi-Fi機能付きのマザーボードを最初に購入するほうが良いです。

チップセット

チップセットは各PCパーツ同士のやり取りを管理する回路のことで、マザーボードに内蔵されています。
チップセット自体はCPUの製造を行っているIntelやAMDが製造しています。新しく開発されたチップセットを各マザーボードメーカーに提供し、そのチップセットを使ってマザーボードを作ります。
CPUに合わせて設計されるため、CPUによって対応するチップセット(すなわち対応するマザーボード)も異なります。よって、パーツ選びの際はまずCPUを決めてからマザーボードを選ぶのが良いです。

各CPUのチップセット対応表

CPUとチップセットの対応表を作りました。購入する際の参考にしてください。Intel Core iシリーズは第9世代~第12世代、AMD Ryzenシリーズは第3、4世代のものを紹介しています。


Intel Core iシリーズ

名前先頭のアルファベットはグレードを表しており、B < H < Zとなっています。
最新の第12世代は登場して間もないので、これからどんどん対応チップセットが増えていくでしょう。

AMD Ryzenシリーズ

B450、B550、X570辺りがオススメ。なお、Threadripperは除外しています。

コスパ抜群おすすめマザーボード4選

ここまで読めば、自分で好みのマザーボードを見つけるくらいの知識は身につきます。
それでもマザーボードは数が結構あるので、オススメのマザーボードを紹介しておきます。ぜひパーツ選びの参考にしてくださいね。


基本的には有名メーカーのASUS、ASRock、MSI、GIGABYTEなどから選べばOKです。
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1. ASRock Z690 Pro RS

メーカーチップセット対応CPUサイズ
ASRockZ690Intel 第12世代ATX


Intelの最新世代である第12世代は発売して間もないため、Z690搭載のマザーボードはまだあまり数がありません。
その中で選ぶなら、大手メーカーのASRockが手掛けるコスパ抜群のZ690 Pro RSがおすすめ。Z690チップセットのマザーボードの中では最安の部類に入ります。機能も拡張性も十分です。

2. MSI MPG Z490 GAMING PLUS

メーカーチップセット対応CPUサイズ
MSIZ490Intel 第10世代、第11世代ATX


400番台の最上位であるZ490、そしてMSIの上位グレードであるMPGが1万ちょっとで買えてしまいます。Wi-Fi機能も内蔵。Intelの第11世代か第10世代CPUで自作PCを作るなら有力候補の一つになるでしょう。

3. ASUS PRIME B560M-K

メーカーチップセット対応CPUサイズ
ASUSB560Intel 第10世代、第11世代Micro-ATX


Micro-ATXの中でおすすめはこちら。2021年11月6日発売と、かなり新しいマザーボード。1万円以内で購入できるのが魅力。画面出力端子がHDMI1つのみなので、2枚以上モニターを繋げたい人には向きません。

4. ASRock B550シリーズ

メーカーチップセット対応CPUサイズ
ASRockB550Ryzen 第2~4世代Micro-ATX


マザーボードの中でも絶大な人気を誇るのがこちら。
前世代のASRock B450シリーズはAmazonレビュー数8,500超えと異色の経歴を持ちます。最新のB550シリーズも発売から1年ちょっとでAmazonレビュー数2,000超えとASRockの人気っぷりを物語っています。
中でもSteel Legendがコストパフォーマンスに優れておりおすすめ。私の自作PCでも使っています。他にも同じASRockのB550シリーズでMicro-ATX、Mini-ITXのマザーボードもあります。


まとめ:マザーボードは対応CPUに気をつけよう!

使うCPUが決まれば、有名メーカーの中から必要な機能や拡張性を持っていて、CPUに対応しているマザーボードを選べば良いということで、マザーボードは重要なパーツですが選びやすいという側面があります。

その分、CPUとチップセットの対応や、拡張性について理解しておく必要があります。この記事がその手助けになれば幸いです。ぜひマザーボード選びの参考にしてくださいね!

マザーボードの選び方まとめ

 1. 使うCPUを決める
 2. 必要な機能・拡張性・端子類を考える
 3. 有名メーカー(ASUS、ASRock、MSI、GIGABYTEなど)の中から該当するものを選ぶ

この記事を書いた人

現役理学部数学科学生。ブログ「令和に生きる」を運営中。ガキの頃からパソコンを触るのが大好きだった男。Mac歴12年。現在はメインでWindows自作PC、サブでMacbook Airを使用。プログラミング、動画編集できます。プログラミングは主にPythonユーザーです。旅行とゲームが好きです。

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