「自作の方が安い」は本当?BTOと自作PCはどっちが安いか徹底比較

自作PC

パソコンは買うより自作のほうが安い!」と聞いたことはありませんか。
少し前まではほとんど正しかったのですが、グラボの価格が高騰している今、果たして本当にそうなのでしょうか。

ということでこの記事では、BTOパソコンと自作パソコン、どちらの方が安く済むのかを徹底的に比較していきます。


最初に結論を書いてしまいます。超ハイエンドなパソコンを除いてはBTO自作もそんなに変わらないという結果でした。ぜひ最後までご覧ください。

BTO vs 自作PCの概要

パソコンショップSEVENのスペック検索画面
パソコンショップSEVENのスペック検索画面

今回は、「大手BTOパソコンショップであるパソコンショップSEVENで販売されているパソコンを元に、そのパソコンを自作で作ったら何円かかるのか」をまとめました。

パソコンショップSEVEN価格帯や各パーツのスペックで検索して好みのパソコンを見つけることができます。またBTOパソコンショップとしてかなり多くのパーツから選択してカスタマイズできるためおすすめです。


自作PCのパーツは全てAmazonでの記事更新時の販売価格を表記しています。PCパーツは値段変動が激しいため、最新の価格はAmazonのサイトでご確認ください。

BTO vs 自作PC比較6本勝負

パーツ詳細Amazon販売価格
CPUCore i3-10105F ←①12,980円 ←②
グラボGeForce GTX 1650 ←③27,778円【玄人志向 GeForce GTX 1650←④
OSWindows 11 Home ←⑤17,527円【Windows 10 Home パッケージ版←⑥

SEVENのBTOパソコンで使用されているパーツです。各パーツはAmazonの商品ページにリンクしています。
記事更新時のAmazon販売価格です。最新の
価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
グラボは種類が多いため、グラボのみAmazonの検索結果ページにリンクしています。
数種類あるグラボの中から、コスパの良い商品を選択して価格を表記しています。【】内が選択したグラボです。
Amazonに売られていない、一般的ではない商品などはリンクしていません。
Amazonに売られていない、一般的ではない商品の場合、類似商品で計算しています。【】内が選択した類似商品です。


SEVENのパソコンはDVDドライブなし、Wi-Fiなしのカスタマイズでの価格になります。

自作PC初心者の方に向けて、各パーツの解説記事や性能比較記事を用意しています。

1.【ZEFT G09A】Core i3-10105F & GTX 1650【88,090円】

ZEFT G09A

【スペック】Core i3-10105F & GTX 1650搭載
【価格】88,090円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT G09A|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPUCore i3-10105F12,980円
グラボGeForce GTX 165027,778円【玄人志向 GeForce GTX 1650
CPUクーラーCPU付属クーラー0円
マザボASRock H570M Pro414,111円
メモリCrucial DDR4-3200 8GB×1枚5,850円
ストレージM.2 SSD 240GB4,270円
サブストレージ0円
電源SilverStone 80PLUS Bronze 500W6,780円
ケースSilverStone PS14-E6,480円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:88,090円自作:95,776円

差額は7,686円でBTOパソコンの方が安い。性能的には超エントリーゲーミングPCといったところ。Apex Legendsで90~100FPS程度が目安となる。90,000円以内でこの性能が手に入るのはかなりコスパに優れている。


2.【ZEFT G09K】Core i3-10105F & GTX 1660 SUPER【144,780円】

ZEFT G09K

【スペック】Core i3-10105F & GTX 1660 SUPER搭載
【価格】144,780円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT G09K|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPUCore i3-10105F12,980円
グラボGeForce GTX 1660 SUPER61,280円【MSI GeForce GTX 1660 SUPER
CPUクーラーCPU付属クーラー0円
マザボASRock H570M Pro414,111円
メモリCrucial DDR4-3200 8GB×2枚9,190円
ストレージWestern Digital M.2 SSD 500GB SN5506,801円
サブストレージ0円
電源SilverStone 80PLUS Bronze 600W6,539円【Corsair CX650M 80PLUS Bronze
ケースSilverStone PS14-E6,480円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:144,780円自作:134,908円

差額は9,872円で自作の方が安い。性能的にはエントリーゲーミングPC。目安はApex Legendsで144FPSを目指せるレベル。GTX 1660 Superはミドルレンジで超人気のグラボのためおすすめの構成と言える。メモリ16GB、ストレージもM.2 SSDで500GBあるので、様々な場面で活躍できる。


3.【ZEFT R31N-ARC】Ryzen 5 5600X & RTX 3060【196,480円】

ZEFT R31N-ARC

【スペック】Ryzen 5 5600X & RTX 3060搭載
【価格】196,480円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT R31N-ARC|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPURyzen 5 5600X41,000円
グラボGeForce RTX 306079,500円【玄人志向 GeForce RTX 3060
CPUクーラー虎徹MarkⅡ3,291円
マザボASRock B550M Pro417,382円
メモリCrucial DDR4-3200 8GB×2枚9,190円
ストレージWestern Digital M.2 SSD 500GB SN5506,801円
サブストレージCrucial SSD MX500 1TB11,200円
電源80PLUS Gold 750W9,071円【Corsair RM750x 80PLUS Gold
ケースSilverStone PS14-E6,480円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:196,480円自作:201,442円

差額は4,962円でBTOの方が安い。性能的にはハイエンド寄りのミドルレンジゲーミングPC。目安はApex Legendsで200FPS程度を目指せるレベル。この価格帯からCPUも高性能なものが搭載されており、ゲームだけでなく様々な用途で活躍できる。さらにこのZEFT R31N-ARCにはサブストレージが1TBもついているのが嬉しいポイント。


4.【ZEFT G17T】Core i7-11700K & RTX 3070【245,980円】

ZEFT G17T

【スペック】Core i7-11700K & RTX 3070搭載
【価格】245,980円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT G17T|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPUCore i7-11700K47,479円
グラボGeForce RTX 3070114,000円【ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR
CPUクーラーCoolerMaster ML240L10,980円
マザボASRock Z590 Pro419,473円
メモリCrucial DDR4-3200 8GB×2枚9,190円
ストレージWestern Digital M.2 SSD 500GB SN5506,801円
サブストレージ0円
電源80PLUS Gold 750W9,071円【Corsair RM750x 80PLUS Gold
ケースSilverStone PS14-E6,480円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:245,980円自作:241,001円

差額は4,979円で自作の方が安い。性能的にはハイエンドゲーミングPC。目安はApex Legendsで240FPSを出せるレベル。この価格帯からCPUクーラーに簡易水冷のCoolerMaster ML240Lが搭載されている。


5.【ZEFT R31D】Ryzen 9 5900X & RTX 3070【295,480円】

ZEFT R31D

【スペック】Ryzen 9 5900X & RTX 3070搭載
【価格】295,480円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT R31D|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPURyzen 9 5900X69,400円
グラボGeForce RTX 3070114,000円【ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR
CPUクーラーCoolerMaster ML240L10,980円
マザボASRock B550M Pro417,382円
メモリCrucial DDR4-3200 16GB×2枚14,021円
ストレージWestern Digital M.2 SSD 500GB SN5506,801円
サブストレージ0円
電源Gold 750W9,071円【Corsair RM750x 80PLUS Gold
ケースCoolerMaster MasterBox CM69414,402円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:295,480円自作:273,584円

差額は21,896円で自作のほうが安い。性能的にはハイエンドゲーミングPC。目安はApex Legendsで240FPSを出しながら快適にライブ配信ができるレベル。この価格帯からメモリが32GB、ケースがより高級なものになっている。特にCPUはハイエンドクラスの中でも最もコスパが良いとされているRyzen 9 5900Xが搭載されている。


6.【ZEFT R32B】Core i9-11900K & RTX 3080 Ti【381,280円】

ZEFT R32B

【スペック】Core i9-11900K & RTX 3080 Ti搭載
【価格】381,280円
【商品ページ】ゲーミングPC ZEFT R32B|BTOパソコン通販 パソコンショップSEVEN

パーツ詳細Amazon販売価格
CPUCore i9-11900K66,400円
グラボGeForce RTX 3080 Ti200,000円【MSI GeForce RTX 3080 Ti VENTUS 3X 12G OC
CPUクーラーCoolerMaster ML240L10,980円
マザボASRock Z590 Pro419,473円
メモリCrucial DDR4-3200 16GB×2枚14,021円
ストレージWestern Digital M.2 SSD 500GB SN5506,801円
サブストレージ0円
電源CoolerMaster 80PLUS Gold 850W13,981円
ケースFractal Design Define 7 Compact Black14,618円
OSWindows 11 Home17,527円【Windows 10 Home パッケージ版
合計BTO:381,280円自作:349,183円

差額は32,097円で自作のほうが安い。性能的にはハイエンド~超ハイエンドゲーミングPC。何でもできる。


BTO vs 自作PC 価格まとめ

BTO自作差額
1. i3-10105F & GTX 165088,090円95,776円-7,686円
2. i3-10105F & GTX 1660S144,780円134,908円9,872円
3. Ryzen 5 5600X & RTX 3060196,480円201,442円-4,962円
4. i7-11700K & RTX 3070245,980円241,001円4,979円
5. Ryzen 9 5900X & RTX 3070295,480円273,584円21,896円
6. i9-11900K & RTX 3080 Ti381,280円349,183円32,097円

PCの価格帯が~250,000円程度であれば、BTO自作PCで大きな価格差は見られないという結果になりました。赤い文字で示したように、BTOの方が安い場合もあることを頭に入れておきたいところです。

逆にPCの価格帯が250,000円~であれば、自作のほうが安くなるようです。


BTOパソコンのメリット・デメリット

BTOのメリット

・プロが組み立ててくれるためリスクが0
保証が効くSEVENの場合は初期不良保証2週間、無償修理期間1年間)

リスク0というのがBTOパソコンの最大のメリットです。
自作PCにリスクはつきもの。ちょっと手を滑らせて全部のパーツをダメにしてしまったという話も少なくありません。
特に250,000円以下の価格帯のPCの場合、BTOと自作PCの価格差が高くて10,000円弱でした。10,000円を払ってプロに組み立ててもらえると考えれば、BTOの方が良いでしょう。

BTOのデメリット

・パーツの選択肢は自作に比べて少ない

自作PCは相性問題などがあるものの、この世の全てのパーツを好きに組み合わせて作れる自由度の高さがあります。スペック面はもちろん、ケースやクーラーなどパソコンの見た目を自分好みに作れるのが自作PCの大きなメリットの1つだと思います。

BTOの場合は、ショップ側が用意したパーツの中からカスタマイズする形になるため、自作PCに比べて自由度は下がります。とはいえ、選択できるパーツはどれも厳選された人気のパーツとなっており、十分自分好みのパソコンを作ることができます。

SEVENでのPCケースのカスタマイズ画面
SEVENのPCケースのカスタマイズ画面(一部)

例えば1つ目に紹介したZEFT G09ASEVENでカスタマイズする場合、PCケース20種類、マザーボード10種類、CPUクーラー11種類、ケースファン19種類から選択することができます。


自作PCのメリット・デメリット

自作PCのメリット

・自由度が高い
・作るのが楽しい
・愛着が湧く

リスクを負って作った自作PCへの愛着は半端じゃないです。

自作PCのデメリット

・ハードルが高い
リスクが0ではない

自作PCは、BTOに比べれば勉強することも多いし、多少のリスクもあります。
ただ、確かにリスクはあるものの、ちゃんと抑えるポイントをしっかり抑えれば誰でも作れるというのも事実です。


自作PC初心者の方でも、1つ1つのパーツの解説からパーツの選び方、予算別の最強構成や実際の組み立て方など、自作PCに関する内容を1通り学べる記事も用意していますので、俺は自作に挑戦する!という方はぜひご覧ください。


結論:BTO vs 自作PCの結果はコレだ!

ここまで見てきた「BTO vs 自作PC」、コスパ面から見ても万人におすすめできるのはBTOパソコンであるといえるでしょう。
BTOと自作PCで価格差が大きい250,000円以上の価格帯の超ハイスペックPCを作る方を除けば、BTOも自作PCも価格差がほとんどないため、ほとんどの人にとってはリスク0のBTOの方がメリットが大きいでしょう。


もちろん自作PCにもそれぞれにメリットがあり、それらを理解して選択することが大切です。

BTO向きの人

・PCの知識があまりない方
・安定した動作のPCが欲しい方
・ある程度カスタマイズできれば十分な方
・いつか自作PCを作ってみたい方

自作PC向きの人

・PCの知識がある程度ある方
・知識がなくても自作PCについて知る意欲がある方
・BTOのカスタマイズでは物足りない方
・超ハイスペックなPCが欲しい方

BTOのパソコンは、一部のパーツを入れ替えたり、増設したりすることもできます。
今後自作PCを作ってみたい方にとっては、良い経験にもなります。


ぜひ自分に合ったパソコンを手に入れましょう!ありがとうございました。

この記事を書いた人

現役理学部数学科学生。ブログ「令和に生きる」を運営中。ガキの頃からパソコンを触るのが大好きだった男。Mac歴12年。現在はメインでWindows自作PC、サブでMacbook Airを使用。プログラミング、動画編集できます。プログラミングは主にPythonユーザーです。旅行とゲームが好きです。

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