Logicoolから2022年10月27日に発売された多機能Webカメラ「Brio 500」を手に入れたので、実機レビューします。
「Web会議をスマートに、モダンカラー&デザインの高画質ウェブカメラ」がウリのBrio 500を、様々な角度から見ていきます。ぜひ購入の際の参考にしてくださいね~。
Brio 500の基本情報
Brio 500 |
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解像度 | 1080p / 30fps 720p / 60fps |
視野 | 90°/78°/65° |
フォーカスタイプ | オートフォーカス |
ズーム | 4倍デジタルズーム |
マイク | ステレオマイク (最大集音範囲1.22m) |
接続方法 | USB-C |
対応OS | Windows 8以降 mac OS 10.10以降 ChromeOS |
本体サイズ | 高さ31.5mm×幅110mm×奥行き31.5mm |
価格 | 19,580円 |
公式サイト | Showモード対応Brio 500 1080p HDRウェブカメラ | ロジクール |
今回紹介するもの
Brio 500の注目機能
Brio500は、Web会議をよりスマートにするWebカメラです。その性能からゲーム配信やオンライン家庭教師用にも使える本格派となっています。注目機能を見ていきましょう。
クリアできれいな映像
Brio 500は1080pに対応しているだけでなく、RightLight 4と呼ばれる機能で最適な明るさに自動調節、AIによる顔画像補正など、きれいに映すための機能が備わっています。
あとで画質の検証もしていますが、まさにこの公式画像の通りでした。
カメラのオン/オフをワンタッチで切り替え
本体に搭載されているプライバシーシャッターによって、ワンタッチでカメラのオン/オフを切り替えることができます。簡単に操作すことができるので、ちょっとした離席などに役立ちそうです。
便利なマウントクリップ
カメラを様々な場所に設置することができるマウントクリップが付属しています。マウントクリップは取り付けるモニターの厚さによって調節可能です。
取り付けは簡単。磁石式になっているので、カチッとくっつけるだけです。取り付けも取り外しも超簡単です。
三脚取付も可能
Brio 500本体は三脚にも取付可能です。これによって使える場面がグッと増えます。三脚対応のWebカメラは意外と少ないので、これは嬉しいポイント。
そのため、「モニターにカメラを取り付けると、どうしても位置が悪い…」という方は卓上用三脚と組み合わせることで、理想の距離・角度でカメラを設置することもできます。
環境にやさしい素材
Brio 500は実用上の機能だけが優れているわけではありません。
認定済みの再利用プラスチックが60%前後使用したり、カーボンニュートラル認定を受けていたり、認定森林で採取された紙のパッケージを使用したりと、環境面にも優れています。
Brio 500を選ぶだけで、ちょっとした環境対策にもなるのです。
紹介しているもの
Brio 500×Logi Tuneでできること
専用ソフト「Logi Tune」を使うと、画角調整や明るさ・コントラストなどの各種設定を始め、顔を自動追従してくれる「自動フレーミング機能」や、手元を映す際に自動で映像を反転させる「Showモード」など、さらに便利にBrio 500を使うことができます。
Brio 500を購入したらインストール推奨。
Brio 500の外観レビュー
ではBrio 500の外観をじっくりと見ていきましょう。今回はオフホワイトのレビューとなります。
高級感のあるデザイン
Brio 500は、全体的に高級感があり、落ち着いたデザインとなっています。かっちりとした仕事場、モダンな書斎、イケイケのゲーム部屋など、どんな雰囲気のデスクにも合いそうです。
マウントクリップが邪魔にならずGOOD
マウントクリップに無駄がなく、ベゼルがかなり細いモニターでも、液晶部と干渉しないのがGOOD。安物のWebカメラの場合、モニターの最上部に本体が被ってしまう物も少なくありません。
モニターの最上部は、ブラウザのタブや、アプリケーションのメニューが表示されるなど、大事な場所なので、干渉しないのは大きなメリットと言えます。
3色のカラーバリエーション
Brio 500は、今回レビューしているオフホワイトに加えて、グラファイト、ローズの3色展開となっています。この豊富な機能のWebカメラで、さらに色の選択肢があるのは嬉しいポイントですね。
Brio 500の画質・音質レビュー
Webカメラの最も重要な点である画質、さらに内蔵されているマイクの音質をレビューしていきます。私の意見はもちろん、通話時に友人に感想を聞いたり、クライアントの反応を見たりして、なるべく客観的にレビューしてみました。
画質 | (5.0/5.0) | フルHDできれいなだけでなく、かなり明るく映るのが印象に残る。安物のWebカメラと異なり、色味の再現のレベルが高い。 |
音質 | (4.0/5.0) | Webカメラとして十分な音質・音量。 |
しっかり明るく写ってくれるのがBrio 500の一番の良さだと感じています。明るさのおかげで、彩度が高く、Webカメラとは思えないほど色味の再現度が高いと思います。特に肌の色味とか、安物のWebカメラと天と地の差です。
また、RightLight 4による自動調光によって、暗い場所でも明るく、逆に明るすぎる場所でもはっきりと映してくれます。
暗い場所でも明るく映るので、手などの影で暗くなりがちな手元を映すときも、よりくっきりとした映像を届けることができます。
音質もWebカメラの内蔵マイクであることを考えると十分良いです。声が聞こえにくくなるといった場面は今のところありません。
ただ良くも悪くも、周囲の音をよく拾うThe・Webカメラ的な音質ではあります。しっかりと通話環境を整えたいなら、ヘッドセットも用意すると良いでしょう。Logicoolから同時に発売されたZone Vibe 100がおすすめです。
1週間使ってわかったBrio 500の良いところ
1週間実際にBrio 500を使ってみました。そこで感じた良いところ、微妙なところを紹介します。
映像が明るく好印象に
やはり映像の明るさが私だけでなく、周囲からも好評です。ビデオ通話をした友人から「なんか肌綺麗になった?」と聞かれたこともありました(笑)
自分をより良く見せることはもちろん、カメラ越しになにかをプレゼンテーションするときにより魅力的に映すことができるなと思いました。
マウントクリップが優秀
影の立役者、マウントクリップの話も。
ベゼルの細いモニターでも邪魔せず使えるのは前述のとおりですが、その他にも角度調整がしやすい、安定感がある、取り外しが簡単で、Brio 500を3割増で使いやすくしてくれて気に入っています。
Showモードが地味に便利
マウントクリップでの角度調整が簡単なので、もちろん手元を映すのも簡単。さらにBrio 500にはShowモードもありますので、手元を映すカメラとしてもかなり優秀だと思います。オンライン家庭教師やゲームの手元配信用に買っても良いと思います。
1週間使ってわかったBrio 500の微妙なところ
ここは気になる人もいるかな?という点もまとめました。購入を検討する際はこういったところもしっかり目を通すと失敗しないかなと思います。
ケーブルが着脱式ではない
ケーブルが本体と一体になっており、着脱することができません。なお、1.5mのUSB-Cとなっています。
パソコンからかなり離れた位置に設置したい、パソコンにUSB-C端子が無いといった方は延長ケーブルや変換アダプタを使う必要があるのでご注意を。
マウントクリップの色
マウントクリップの色は黒固定です(真っ黒というよりは黒に近いグレーといった色味です)。本体カラーがオフホワイトでもローズでも黒固定です。
デスク周りにを全部白やピンク系で統一している場合には、マウントクリップが浮いてしまうかもしれません。が、モニターのベゼルは基本黒なので、ほとんどの場合問題なさそうですが。
まとめ:Brio 500は相手に好印象を与えるWebカメラ!
- 1080p×RightLight 4による鮮やかな映像が特徴!
- マウントクリップ×Showモードで手元配信にも便利!
- 三脚取付可能で使える場面が広い!
Brio 500は、1080pで映像がきれいなのはもちろん、明るさや彩度の高さも素晴らしい一台でした。
綺麗で鮮明な映像は、通話相手に間違いなく好印象を与えるため、リモートワークが普及していくこれからにピッタリの一台と言えます。
また、三脚対応のWebカメラというだけでも価値のある一台となっています。
機能面だけでなく、環境面にも優れており、選ぶ理由がはっきりと見えるWebカメラだなと感じました。Brio 500で映像だけでなく、世界も明るくしたいですね。
今回紹介したもの
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