Logicoolより、2023年02月02日に発売されたWebカメラ「Brio 300」を提供いただきましたので、実機レビューします。
Brio 300の基本情報
Brio 300 |
|
解像度 | 1080p / 30fps 720p / 30fps |
視野 | 70° |
フォーカスタイプ | 固定フォーカス |
ズーム | 1倍デジタルズーム |
マイク | モノラルマイク (最大集音範囲1.22m) |
接続方法 | USB-C |
対応OS | Windows 10以降 macOS 10.15以降 ChromeOS |
本体サイズ | 高さ65.63mm×幅53.10mm×45.00mm |
カラー | ● グラファイト ● オフホワイト ● ローズ |
参考価格 | 10,890円 |
公式サイト | Brio 300フルHDウェブカメラ | ロジクール |
今回紹介するもの
Brio 300の注目機能
まずはBrio 300の注目機能を見ていきましょう。
1080pの鮮明な映像
Brio 300は1080pに対応しているだけでなく、自動光補正によってよりきれいな映像を映すことが可能です。
映像の綺麗さはもちろん、内蔵マイクにはノイズキャンセリングが搭載されているため、これ一台でWeb通話の品質をグッと上げることができます。
カメラのオン/オフをワンタッチで切り替え
本体に搭載されているプライバシーシャッターを回転させることによって、ワンタッチでカメラのオン/オフを切り替えることが出来ます。サッと操作できるので、いざという時に重宝しそうです。
あらゆるモニターに使えるマウントクリップ
カメラをモニター上部に設置するためのマウントクリップと一体型になっています。クリップ幅を調整することで、あらゆるモニターに設置することが可能です。
カメラは下方向に傾けることが可能です。真下までは行きませんが、手元を映す際に活躍しそうです。
環境にやさしい素材
Brio 300は機能面に優れているだけではありません。
再生プラスチックを48%~62%使用したり、認定森林の原料を使った紙パッケージを使用したり、カーボンニュートラル認定を受けていたりと、環境にも配慮された製品なのです。
ロジクールの製品は機能面やデザインはもちろんですが、環境面にも優れている点が好きなんですよね。選びがいがあります。
紹介しているもの
Brio 300×Logi Tuneでできること
純正ソフト「LogiTune」を使うと、明るさやコントラスト、彩度やシャープネスを調整することができます。
設定を少しいじるだけでも映像の印象が大きく変わってくるので、各種設定してより自分好みの映像を作り上げましょう。設定が難しい場合は数種類のフィルタも用意されています。
導入も簡単でBrio 300のファームウェアアップデートもLogiTuneで行えるので、購入したらインストール推奨です。
Brio 300の外観レビュー
ここからはBrio 300の外観をじっくりと見ていきます。
Brio 300はグラファイト、オフホワイト、ローズの3色展開となっていますが、今回はオフホワイトでのレビューとなります。
個性的で目を引くデザイン
まずは何と言ってもこの個性的なカメラ部分のデザインですよね。円形のWebカメラは初めて見ました。デスク上の主役になること間違いなしですね。
プライバシーシャッター
注目機能でも紹介したプライバシーシャッターを回転させると、レンズ部分が現れます。
マウントクリップも同色
Brio 300はマウントクリップ部分も本体と同色になっています。
USB-Cケーブル
ケーブルは一体型で接続端子はUSB-Cとなっています。ケーブル長は1.5mとなっています。
画像のBiro 300はカラーがオフホワイトなのでわかりにくいですが、ケーブル部分も本体と同じカラーを採用しています。
3色のカラーバリエーション
今回紹介しているオフホワイト以外にも、グラファイトとローズがラインナップされています。どれも魅力的なカラーで迷ってしまいますね。
Brio 300の画質・音質レビュー
Webカメラのもっとも重要な点である画質と、内蔵マイクの音質をレビューしていきます。
画質 | (5.0/5.0) | 1080pで鮮明な映像が◎ 画角がちょうど良く、比較的暗いところでもしっかりと写してくれて不満なし。 |
音質 | (4.0/5.0) | Webカメラの内蔵マイクとしては相当良い部類。集音性が良くカメラからある程度距離が離れていてもしっかり拾ってくれる。ノイズ等も問題なし。 |
総評、非常に完成度の高い一台です。
1080pで鮮明な映像かつ、自動光補正によってしっかり明るく写ってくれます。色味の再現度も高いです。Webカメラの映像としては100点ですね。
音質はWebカメラとしては非常に良く、しっかりと音を拾ってくれます。
ただし内蔵マイク感は否めなく、「会話の没頭感」という意味では専用のマイクやヘッドセットには劣ります。当たり前といえば当たり前ですが。
よりしっかりとした音質で会話をするなら、やはりヘッドセット等と合わせて使うのがおすすめです。同時期に発売された同じロジクール製の「H390」が安くて音質もしっかりしていておすすめです。(→ レビュー記事)
関連商品
1週間使ってわかったBrio 300の良いところ
ここからはBrio 300を実際に1週間程度使ってみてわかった良いところと微妙なところを共有していきます。
これ一台で映像&マイクともに高グレードに
Brio 300の良さは「これを一台買うだけで映像も音声もハイクオリティ」になれるところにあると思います。
1080p×自動光補正でクリアかつ美しい映像を、そしてノイズキャンセリングマイクによってくっきりとした音声を実現できます。しかもUSB-Cを挿すだけ。
通話相手に好印象を持ってもらえること間違いなしです。
ほどよい視野角
Brio 300の視野角は70度となっています。これが広すぎず狭すぎずでちょうど良いんです。
顔をしっかり写しながらも周りの余計なものは映さない。まさにWebカメラの理想です。
僕は顔出ししていないため、画角をうまく伝えられないのがもどかしい…。ということで実際のWebカメラの画角と合わせて画像を作りました。ちょうど良さが伝わるでしょうか。
デスク周りのアクセントに
Brio 300はその特徴的なデザインから、デスク周りのアクセントになること間違いなしです。
さらにマウントクリップやケーブルも本体と同色になっているため、デスク周りを黒、白、ピンクの1色で揃えている方にもぴったりです。
1週間使ってわかったBrio 300の微妙なところ
使う方によっては微妙と感じるかもしれない点も共有しておきます。
ケーブルが着脱式ではない
Brio 300のケーブルは一体型のため着脱できません。ケーブル長1.5mの接続端子はUSB-Cで固定です。
パソコンから離れた位置に取り付けたい、USB-C端子が足りない等の場合には延長ケーブルや変換アダプタ等で対応する必要があります。
まとめ:スタイリッシュかつ高機能な個性派なWebカメラ!
- 1080pの鮮明な映像&自動光補正でよりきれいに!
- 純正ソフトでより好みの映像に
- 円形の個性的なデザイン
- カメラのオン/オフをワンタッチで切り替えできる
- あらゆるモニターに使えるマウントクリップ
- 環境にやさしい素材
- ケーブルが着脱式ではない
Brio 300は、一台で1080p×自動光補正でクリアかつ美しい映像を、そしてノイズキャンセリングマイクでくっきりとした音声を実現できる完成度の高いWebカメラでした。Web通話のクオリティが数段上がること間違いなしでしょう。
キレイな映像は通話相手に間違いなく好印象を与えるので、リモートワークが普及している現代にピッタリの一台といえます。
それでいてデザイン面や環境面にも優れており、選ぶ価値のある一台となっています。さすがロジクール。
今回紹介したもの
コメント