auの新料金プラン、povo2.0の強みは安さだけではありません。その柔軟性にも注目が集まります。
その中でもpovo2.0は「テザリング」面の強みも大きなメリットです。テザリングとは、スマホのデータ通信を利用して、他の端末をネット接続する機能です。
この記事では、povo2.0のテザリング面での強みから、速度検証、接続方法までを全部解説して行きます!
→povo2.0の公式サイトはこちら
povo2.0はテザリングが無制限!追加料金なし!
携帯会社が提供する通信プランの多くは、テザリングができる容量に制限があります。例えば、auの使い放題MAX 5G/4Gプランは、月30GBの制限があります。
しかし、povo2.0のテザリングは無制限で利用することができます。テザリング機能を使うための追加料金なども不要です。特にpovo2.0の24時間データ使い放題330円との組み合わせがとにかく便利です。
povo2.0の料金や特徴はこちらの記事で詳しく解説しています。
povo2.0でテザリングしたときの通信速度
まずは、テザリング元の端末自体の速度を見ておきます。povo2.0のiPhone 13 Pro、4G環境での速度になります。
下り143Mbps、上り5.77Mbpsと十分すぎる結果です。
続いて、このiPhoneとテザリングで接続したiPad Airでの速度を見てみます。
下り27Mbps、上り4Mbpsとまずまずの結果でした。
通信速度の目安
まず、通信速度の単位である「Mbps」とは、「Mega bit per second」の略称であり、「1秒間に何メガビットのデータを送受信できるか」という意味になります。注意すべきは、「メガビット」であり、「メガバイト」ではないということ。
8bit = 1Byte です。「b」=「bit(ビット)」、「B」=「Byte(バイト)」になります。8Mb=1MBです。
なので、例えば下り24Mbps、上り4.8Mbpsであれば、「1秒間に3MBのデータを受信、0.6MBのデータを送信できる」ということになります。
これでなんとなく通信速度の数値について理解できると思います。
一般的には以下が通信速度の目安と言われています。
用途 | 速度目安(下り) |
メール・LINEなど | 128Kbps(=0.125Mbps)~1Mbps程度 |
ネット検索 | 1Mbps~3Mbps程度 |
動画視聴 | 5~20Mbps程度 |
対戦型オンラインゲーム | 50Mbps~100Mbps程度 |
povo2.0のテザリングによる通信速度のテスト結果は、下り27Mbpsでした。
よって対戦型のオンラインゲーム(FPSなど)のような高速の通信を必要とする一部の状況以外は、快適に通信できることが分かります。
povo2.0でテザリングをする方法
ではテザリングで他の端末をネットに接続する方法を紹介します。難しいことはなにもないです。
用意するものはpovo2.0と契約している端末と、テザリングで接続したい端末です。
povo2.0の端末を設定
iPhoneでの設定画面になります。iPadやAndroidなどでも同様の手順で設定できます。
まずはiPhoneの設定アプリを開いて、インターネット共有を開きます。
ほかの人の接続を許可をONにします。
テザリングの接続方法を選択します。Bluetooth or USB接続で接続できる場合がほとんどなので、下のBluetoothとUSBのみでOKでしょう。
ほかの人の接続を許可がONになれば、準備完了です。これで近くの端末の使用可能なネットワークに、このiPhoneが表示されるようになります。
ちなみに、この時点で自動的にiPhoneの接続がモバイル通信に切り替わるので、テザリングする時以外はほかの人の接続を許可をOFFにしておくのがいいでしょう。
Wi-Fiのパスワードは後ほど接続する端末で入力します。パスワードは好きな文字列に変更することができます。
テザリングで接続する端末の設定
ここからはiPadでの画面になります。
設定アプリのWi-Fiを開けば、先ほどのiPhoneが表示されますので、接続します。
Wi-Fiのパスワードは、iPhone側で表示されているものを入力します。
接続できました!
同じiCloudアカウントでサインインしている端末同士の場合
Appleの端末同士を接続する場合(例えばiPhoneとiPadを接続する場合など)は、同じiCloudアカウントでサインインしていればもっと楽に接続できます。
テザリング元の端末でなにか設定をする必要はなく、接続したい端末のWi-Fiの設定を開けば、テザリング元の端末が表示されるので、一発で接続可能です。Wi-Fiのパスワードを入力する必要もありません。
テザリング元の端末名を変える方法
テザリングの設定でほかの人の接続を許可をONにしていれば、自分の端末名が周りの接続可能な端末に表示されることになります。そう。知らない人であっても、近くにいれば端末名は表示されることになります。もちろんパスワードを入力しないと接続できないので、勝手に接続されることはありません。
端末名はデフォルトでは「〇〇のiPhone(〇〇は本名)」のようになっていると思います。知らないうちに誰かに本名が知られてしまう可能性があり、よろしくないですね。
また、昔になにかの気の迷いで恥ずかしい単語や変な文字列を入力している可能性もあります。テザリングをONにする前に、今一度確認しておきましょう。
1. 設定アプリを開き、一般をタップします。 |
2. 一番上にある情報をタップします。 |
3. 一番上にある名前をタップします。 |
4. 好きな名前に変更して戻ります。 |
まとめ:povo2.0の無制限テザリングを活用しよう!
povo2.0のテザリング機能がかなり優秀であることが分かっていただけたでしょうか。
特に、外出先でノートパソコンで作業することが多い方や、現在複数のSIMを契約している方、ポケットWi-Fiを契約している方などは、povo2.0のテザリング機能を活用することで今よりお得になる可能性があります。
ぜひ、自分の環境を吟味して、お得なインターネットライフを過ごしましょう!ありがとうございました。
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