【#1】ボロアパートの照明にSwitchBotを導入したら思いがけず失敗した話

ボロアパートを夢のスマートホーム化」シリーズの第一弾。同シリーズは、スマートホームに憧れた筆者が、SwitchBotを始めとする様々なスマート家電をボロアパートに導入し、より良い暮らしを手に入れようと模索する物語を綴っている。


この記事では、スマートホーム化の第一弾として、部屋の照明のオンオフをスマート化していく。簡単に導入できるだけでなく、導入するメリットも大きい部分だ。


ボロアパートを夢のスマートホーム化シリーズの全記事一覧

【#1】ボロアパートの照明にSwitchBotを導入したら思いがけず失敗した話
【#2】家にある全てのリモコンをSwitchBot hub mini1つに集約させる
【#3】SwitchBotの温湿度計で部屋を自動で快適な温度に
【#4】SwitchBotのプラグで家具やデバイスをスマホで制御する(準備中)
【#5】SwitchBotのスマート電球でスマホから照明をコントロール(準備中)
【#6】SwitchBotのテープライトで部屋をイマドキおしゃれに(準備中)
【#7】SwitchBot×アレクサであらゆる家具家電を声でコントロール(準備中)




目次

夢のスマートホーム化 ーSwitchBotとはー

スマートホームのイメージ

私は「スマートホーム」にあこがれている。家中のあらゆる家電をスマホ、Alexaなどの音声アシスタントからスマートに操作できればどれだけ便利なことか。
しかし、私は大学生という職業柄、六畳一間のアパートに住んでいる。さらに言えば、同大学の学生の家賃相場より2万円ほど安いボロアパートだ。スマートホームなど、夢のまた夢なのである。


それでも私は諦めない。夢のスマートホームに一歩でも近づける術はないものかと探していたところ、「SwitchBot」というメーカーに出会う。
SwitchBotは、「家のあらゆるシーンを簡単にスマート化すること」を目指しており、まさに私のニーズにぴったりなのだ。


SwitchBot製品ラインナップ ーSwitchBotでできることー

SwitchBot製品のラインナップ

SwitchBot製品は、家中のあらゆる家具家電と組み合わせることで、様々な操作が可能になる。もちろん全てスマホや音声アシスタントから操作でき、スケジュールも簡単に組める。

以下は製品ラインナップの例。


スイッチボット
物理ボタンをオンオフできる指ロボット

スマートプラグ
家具家電の電源をオンオフ、電力消費量も確認できる

スマートロック
玄関の鍵の開閉を操作できる、もちろん後付け可能&工事不要

スマートカーテン
カーテンを自動で開閉できる

スマートリモコン
エアコンやテレビのリモコンを登録し、スマホや音声で家具を操作

温湿度計
温度・湿度を計測し、状況に合わせて他のSwitchBot製品を操作

他にも人感センサーや、スマホをかざすだけで設定した動作を起動するNFCタグなど、種類は豊富だ。これらの製品を単体で使ったり、複数組み合わせることで、家中のあらゆる動作を自動化できる。例えば、

  • 朝7時になったらカーテンを開けて、ポットでお湯を沸かす
  • 家から出るときに家中の全ての電気を消す
  • 部屋が30℃以上になったら冷房を28℃でつける、湿度が70%以上になったら除湿機をつける

など。これらを工事不要で簡単に導入できるのがSwitchBotの強みなのだ。


手始めにスイッチボットを使って照明のオンオフをスマート化

この記事は「ボロアパートを夢のスマートホーム化」シリーズの第一弾ということで、スイッチボットを使って手軽にできる照明のオンオフをスマート化していく。

具体的には照明のスイッチ部分にボットを貼り付けて、ボットのアームで物理的に照明スイッチを操作する方法だ。これならリモコン操作に対応していない普通の電球でも、簡単にオンオフを操作できる。


さっそくスイッチボットを開封~設置までをしていこう。


スイッチボットを開封!

SwitchBotの外箱

今回はAmazonで購入。購入価格は3,580円だ。カラーは白と黒の2色展開。


SwitchBotの同梱物

内容はスイッチボット本体、取り付け用両面テープ、スイッチモード専用パーツ、取扱説明書とシンプル。

スイッチボットには、「押すモード」と「スイッチモード」の2モードから動作を選ぶことができる。

押すモード」では、操作を行うたびにアーム部分が押し下げられる。長押しにも対応しており、一つのボタンで電源をオンオフできるパソコンや空気清浄機などにおすすめだ。
スイッチモード」では、スイッチのオンとオフの切り替えが可能になる。この場合は付属しているスイッチモード専用パーツを使う。照明のスイッチなどにおすすめだ。今回はこのスイッチモードでの運用を試してみる。




SwitchBotにスイッチモード専用パーツを取り付けた様子

スイッチモードの場合、アーム部分に専用パーツを取り付ける。この専用パーツをスイッチに直接貼り付けることで、スイッチを押したり引いたりできるわけだ。


ボットを照明のスイッチに取り付ける

SwitchBotを照明のスイッチに取り付ける1

早速取り付けていく。まずは照明のスイッチ部分の右端(オン側)にスイッチモード専用パーツを貼り付ける。


SwitchBotを照明のスイッチに取り付ける2

スイッチモード専用パーツに本体のアームを引っ掛けながら、ボット本体も両面テープでしっかりと固定する。たったこれだけだ。

これでアームが押し下げられた時に照明がオンになり、アームが引き上げられると貼り付けた専用パーツも引き上げられることで照明がオフになるという仕組み。


専用アプリと連携

SwitchBotアプリと連携する1

SwitchBot製品は、全て専用アプリ「SwitchBot」で操作できる。導入必須というわけだ。早速導入して、ボットと連携していこう。


SwitchBotアプリと連携する2

これがSwitchBotアプリの画面だ。スマホのBluetoothをオンにすると、先ほど設置したボットが認識されているので、タップして設定を行っていく。


SwitchBotアプリと連携する3

これがボットの設定画面。ここでスケジュールの設定もできる。
まずは一番上をタップして分かりやすいようにボットに名前をつけておく。


SwitchBotアプリと連携する4

今回はリビングライトとした。


SwitchBotアプリと連携する5

続いて詳細設定をタップして、各項目を設定していく。


SwitchBotアプリと連携する6

ここでモードを選択することができる。スイッチモードで使いたいので、選択しておけば、ひとまず設定はOKだ。


いよいよスイッチボットを起動!→失敗

SwitchBotアプリでスイッチを起動する

SwitchBotのトップ画面で、登録したボットを操作することができる。さっそく照明のオンオフを行っていこう。


…とここでアクシデント発生。なんと、スイッチボットを作動させた時に、ボットを貼り付けているスイッチの外枠が外れてしまったのだ。予想外の出来事に焦ってしまい、当時の写真を撮ることさえ忘れてしまった。


スイッチの外枠をセロハンテープで留めている様子

それもそのはず。スイッチボットを取り付けた際の写真に注目してほしい。ボロアパートが故、もともとスイッチの外枠が外れていたのを、セロハンテープで留めていたのだ。すっかりそのことを忘れていたところのアクシデントだった。

セロハンテープ程度の補強では、スイッチボットの強力な粘着と動作によって外れてしまう。ガムテープでの補強など試みたが、何度か試行錯誤しているうちにスイッチモード専用パーツの粘着が落ちてしまい、結局うまくとりつけることができなかった。


最終的にはこうなった → 押すモードでの運用

SwitchBotを押すモードで運用している様子

最終的に、外枠をガムテープで補強した上に、「押すモード」での運用に変更。照明をオフにする専用のボットになった。


がっかり…と言いたいところだが、実はこれだけでもかなり便利である。
ベッドで異性といい雰囲気になったとき、その雰囲気を中断して電気を消しに行くことなくスマホから魔法のように電気を消すことができる。この場合は「押すモード」ではなく「雄♂モード」だな…なんて考えてしまう私が、そんな場面に出くわすことは無いが。
電気をつけたままベッドでウトウトしていても、わざわざ電気を消しに行くことなくスマホから電気を消すことができるというだけでかなり生活が便利になった。

逆に、電気をつけたくなるときは活動的な時間帯である場合が多いので、スマホに頼らなくても問題ない。


押すモードでの動作を動画に収めてみた。


原因は外枠がもともと外れていたこと!

便利さを手に入れた反面、スイッチ周りがガムテープだらけになってしまい、見た目は酷いものだ。


これはそもそも外枠が外れていたのが原因なのであって、スイッチボットが悪いのではない。そのことはしっかり理解いただきたい。


このように、大多数の場合は正しく使うことができる。スイッチの外枠が外れているという稀有な状況以外では普通に使えるので安心してほしい。もちろん、スマホからの操作だけでなく、今まで通り直接スイッチを押すこともできる。


まとめ:これからスイッチボット製品でスマート化を目指します!

今日のまとめ
  • SwitchBot製品を使うことで、簡単にスマートホーム化を楽しめる
  • スイッチボットを使うことで、あらゆるボタンやスイッチをコントロールできる
  • スイッチの外枠が外れていない限り、照明のオンオフに使うことが可能

今回は「ボロアパートを夢のスマートホーム化」シリーズの第一弾ということで、手軽にできてQOLも爆上がりな照明のオンオフをスマート化してみた。
こちらの失敗で、想像通りの運用はできなかったが、それでも十分満足している。

こんな感じで、失敗や試行錯誤を繰り返しながら、ボロアパートをスマートホーム化していく物語をこれからも随時更新していくので、ぜひチェックしてほしい。


                        今回購入したもの



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【#7】SwitchBot×アレクサであらゆる家具家電を声でコントロール(準備中)

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